映像

神々のたそがれ

アレクセイ=ゲルマン監督作品『神々のたそがれ』を観た。原作はアルカジー&ボリス=ストルガツキー著「神様はつらい」になり、早川書房の「世界SF全集 24 ゴール、グロモア、ストルガツキー兄弟」に大田多耕訳が収められている。 まず、中原昌也のコメント…

インターステラー

クリストファー=ノーラン監督作品『インターステラー』を観た。広がるトウモロコシ畑、主を失ったドローン。地球規模の異常気象に為す術も無い人類は、軍隊を解体し、教育を諦め、科学技術を放棄、衰退の一途を辿っている。ある時、元宇宙飛行士のトウモロ…

小さいおうち

山田洋次監督作品『小さいおうち』を観た。 中島京子原作。原作は未読。「舟を編む」に出演していた黒木華が気になり本作を観賞。尚、本作で黒木華はベルリン映画祭女優賞を受賞している。大学生健史の大叔母で戦前女中をしていたタキが亡くなる。タキの遺品…

『ニンフォマニアック Vol.2』

ラース=フォン=トリアー監督作品『ニンフォマニアック Vol.2』を観た。Vol.1の続き。女性の語りは更に続く。これはVol.1の内容かもしれないが、死を前にした父は病院のベッドで錯乱するなか、別れた母の名を呼ぶ。それを前にした彼女は病院で働く男性を誘…

舟を編む

石井裕也監督作品『舟を編む』を観た。 三浦しをん原作の映画化。原作は未読。特に何が起こるという訳では無いが非常に見応えのある映画だった。とある出版社で新たな辞書の出版が決まる。しかし辞書編集一筋のベテラン荒木は定年を控えていた。新たな辞書編…

『ニンフォマニアック Vol.1』

ラース=フォン=トリアー監督作品『ニンフォマニアック Vol.1』を観た。 路上で行き倒れている女性を見つけた老人は彼女を介抱するため自宅に連れ帰る。彼女は人心地着くと老人に幼少の頃からの性経験を語り始まる。そして彼女が語る内容を博識の老人が解釈…

『るろうに剣心 伝説の最期編』

大友啓史監督作品『るろうに剣心 伝説の最期編』を観た。 『るろうに剣心』実写版の続編。志々雄真実内乱を描いた二部作の後編。前編「京都大火編」より戦艦煉獄から海に落とされた薫を助ける為自らも海に飛び込んだ剣心。しかし薫を助ける事は出来ず波打ち…

『るろうに剣心 京都大火編』

大友啓史監督作品『るろうに剣心 京都大火編』を観た。 『るろうに剣心』実写版の続編。志々雄真実内乱を描いた二部作の前編。相変わらずドラマ部分には閉口しきりだが、やはりアクションシーンは格好良い。 冒頭、斎藤一が志々雄真実と出会うシーンから始ま…

『GODZILLA ゴジラ』(2014年アメリカ版)

ギャレス=エドワーズ監督作品『GODZILLA ゴジラ』を観た。 ゴジラの過去作品や文芸批評まで読んで本作を観賞した*1。そしていざ本作をと思えば、もう語り終えたような気がしている。 本作は、原子炉の倒壊とその後の立入禁止区域、ゴジラ到来により発生する…

思い出のマーニー

米林宏昌監督作品『思い出のマーニー』を観た。 正直に言えば劇場で作品を観ながら。これは小さな子どもが観て楽しいと思う作品では無いなと思った。細い糸を手繰り寄せるような、繊細な物語なのだ。札幌市在住の杏奈は育ての親のもと周囲と打ち解けられず暮…

『ガメラ 大怪獣空中決戦』『ガメラ2 レギオン襲来』『ガメラ3 邪神覚醒』

金子修介(本編)、樋口真嗣(特撮)監督作品『ガメラ 大怪獣空中決戦』、『ガメラ2 レギオン襲来』、『ガメラ3 邪神覚醒』を観た。 アメリカ版ゴジラに向けた一連のゴジラ映画観賞の後、平成ガメラシリーズを観た。アメリカ版ゴジラがかなり平成ガメラシリーズ…

『渇き。』

中島哲也監督作品『渇き。』を観た。 深町秋生原作「果てしなき渇き」の実写映画化作品。原作にほぼ忠実、脚色された登場人物が登場するも、橋本愛、妻夫木聡、オダギリジョーがノリノリで演じている為、全く問題にならない。ふざけた警官役妻夫木聡は二度位…

女子ーズ

福田雄一監督作品『女子ーズ』を観た。この予告編で本作の大体の要素を描かれており、特に映画を観る事をお勧めしない。実際、映画館では中年女性一名の笑い声が映画館に空しく響いていたし、私自身テレビの前に座ってぼんやりしているような気分で本作を観…

メカゴジラの逆襲

本多猪四郎 (本編)中野昭慶 (特撮)監督作品『メカゴジラの逆襲』を観た。 ゴジラ、メカゴジラ、チタノザウルスが登場。ゴジラに破壊され爆発、スペースチタニウムを飛散させ海に沈んだメカゴジラを回収するべく調査する潜水艦。しかし潜水艦は「恐竜」という…

ゴジラ対メカゴジラ

福田純(本編)中野昭慶(特撮)監督作品『ゴジラ対メカゴジラ』を観た。 ゴジラ、メカゴジラ、キングシーサー、アンギラスが登場。沖縄。建設会社に勤務する男性清水は観光中、伝統舞踊を踊る女性那美が啓示を受け倒れるという事態に遭遇する。また玉泉洞を尋ね…

ゴジラ対メガロ

福田純監督作品『ゴジラ対メガロ』を観た。 ゴジラ、ジェットジャガー、メガロ、ガイガンが登場。アリューシャン列島アスカ島で行われた核実験は太平洋地域に影響を与え、怪獣島及びシートピア人が住むシートピア海底王国に多大な被害が発生した。シートピア…

『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』

福田純監督作品『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』を観た。 ゴジラ、アンギラス、キングギドラ、ガイガンが登場。売れないイラストレーターの元に美人マネージャーが仕事を持って来た。仕事は世界子どもランドなるテーマパークの怪獣デザイン。依頼先に出向…

アナと雪の女王

クリス=バック、ジェニファー=リー監督作品『アナと雪の女王』を観た。 その内容に話題が読んでいる事を知り興味を持った。おそらくディズニー映画をきちんと映画館で観るのは初めての事だったと思う。雪と氷の魔力を持つ女王エルサとその妹アナを描いた作…

ゴジラ対ヘドラ

坂野義光監督作品『ゴジラ対ヘドラ』を観た。 ゴジラ、ヘドラが登場。汚染が進む海、漁師から海洋生物学者の元に巨大なおたまじゃくしが持ち込まれる。海では怪獣が原因とされるタンカー事故が頻発。海岸に子どもと共に調査に出た海洋生物学者だったが折悪し…

『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』

本多猪四郎監督作品『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』を観た。 ゴジラ、ミニラ、ガバラ等が登場。工場が林立する街に住むいじめられっ子の少年。両親は子どもの為に仕事に出ている。子どもの面倒を見るのは隣に住む発明家の爺さんである。少年は…

怪獣総進撃

本多猪四郎(本編)有川貞昌(特撮)監督作品『怪獣総進撃』を観た。 ゴジラ、ミニラ、アンギラス、ラドン、モスラ、ゴロザウルス、バラン、バラゴン、マンダ、クモンガ、キングギドラが登場。怪獣たちは国連によって小笠原諸島にある通称怪獣ランドで一括管理さ…

『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』

福田純(本編)有川貞昌(特撮)監督作品『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』を観た。 ゴジラ、ミニラ、カマキラス、クモンガが登場。南海のゾルゲル島では将来の食糧危機に備えた気象コントロール実験が国連主導で秘密裏に実施されていた。これを嗅ぎつけたジャーナ…

『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』

福田純(本編)円谷英二(特撮)監督作品『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』を観た。 ゴジラ、エビラ、モスラ、大コンドルが登場。南洋で兄が行方不明になった青年は恐山のイタコの言葉を信じ上京する。しかし新聞社はとりつく島もない。偶然見掛けた…

怪獣大戦争

本多猪四郎(本編)円谷英二(特撮)監督作品『怪獣大戦争』を観た。 ゴジラ、ラドン、キングギドラが登場。木星13番目の衛星X星にサンダーバード風のロケットで向かうパイロット富士とグレン。着陸後、衛星を探査中、グレンが姿をくらます。すると声が聞こえ、…

『三大怪獣 地球最大の決戦』

本多猪四郎(本編)円谷英二(特撮)監督作品『三大怪獣 地球最大の決戦』を観た。 ゴジラ、ラドン、モスラ、キングギドラが登場。異常気象に見舞われた日本、連夜空を覆う流星群、新聞記者である女性は円盤の飛来を信じる倶楽部を取材している、異常気象は…

モスラ対ゴジラ

本多猪四郎(本編)円谷英二(特撮)監督作品『モスラ対ゴジラ』を観た。 東宝三大怪獣と言えばゴジラ、ラドン、モスラが挙げられる*1。そのモスラとゴジラの戦いが描かれるのが本作である。 本作は絵になるシーンが多く出来が良い。ある映画を思い返した時、一…

アクト・オブ・キリング

ジョシュア=オッペンハイマー監督作品『アクト・オブ・キリング』を観た。 1965年、9月30日事件を契機に共産主義者、華僑に対して行われた大量虐殺。合法政党だった共産党に対して軍は民間人を扇動、プレマン*1や民間人が虐殺を実行した。本作はドキュメン…

キングコング対ゴジラ

本多猪四郎(本編)円谷英二(特撮)監督作品『キングコング対ゴジラ』を観た。 キングコング、ゴジラ、大ダコが登場。 そもそもゴジラはアメリカの「原子怪獣現わる」、「キング・コング」の影響によって制作されたものであり、本作は夢の競演と言ったとこ…

ゴジラの逆襲

小田基義(本編)円谷英二(特撮)監督作品『ゴジラの逆襲』を観た。 前作『ゴジラ』(1954年版)の続編。舞台は大阪。ゴジラ、そしてゴジラの盟友アンギラスが登場する。本作も前作に引き続き第二次世界大戦を意識した、戦後の日本が描かれている。尚、この後の…

ゴジラVSデストロイア

大河原孝夫(本編)川北紘一(特技)監督作品『ゴジラVSデストロイア』を観た。 ゴジラ、ゴジラジュニア、デストロイアが登場、平成ゴジラ完結作品。公開当初は「ゴジラ死す」をキャッチコピーにとても煽られた印象がある。前回の記事で言及した通り『ゴジラ…