映像

ゴジラ対ヘドラ

坂野義光監督作品『ゴジラ対ヘドラ』を観た。 ゴジラ、ヘドラが登場。汚染が進む海、漁師から海洋生物学者の元に巨大なおたまじゃくしが持ち込まれる。海では怪獣が原因とされるタンカー事故が頻発。海岸に子どもと共に調査に出た海洋生物学者だったが折悪し…

『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』

本多猪四郎監督作品『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』を観た。 ゴジラ、ミニラ、ガバラ等が登場。工場が林立する街に住むいじめられっ子の少年。両親は子どもの為に仕事に出ている。子どもの面倒を見るのは隣に住む発明家の爺さんである。少年は…

怪獣総進撃

本多猪四郎(本編)有川貞昌(特撮)監督作品『怪獣総進撃』を観た。 ゴジラ、ミニラ、アンギラス、ラドン、モスラ、ゴロザウルス、バラン、バラゴン、マンダ、クモンガ、キングギドラが登場。怪獣たちは国連によって小笠原諸島にある通称怪獣ランドで一括管理さ…

『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』

福田純(本編)有川貞昌(特撮)監督作品『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』を観た。 ゴジラ、ミニラ、カマキラス、クモンガが登場。南海のゾルゲル島では将来の食糧危機に備えた気象コントロール実験が国連主導で秘密裏に実施されていた。これを嗅ぎつけたジャーナ…

『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』

福田純(本編)円谷英二(特撮)監督作品『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』を観た。 ゴジラ、エビラ、モスラ、大コンドルが登場。南洋で兄が行方不明になった青年は恐山のイタコの言葉を信じ上京する。しかし新聞社はとりつく島もない。偶然見掛けた…

怪獣大戦争

本多猪四郎(本編)円谷英二(特撮)監督作品『怪獣大戦争』を観た。 ゴジラ、ラドン、キングギドラが登場。木星13番目の衛星X星にサンダーバード風のロケットで向かうパイロット富士とグレン。着陸後、衛星を探査中、グレンが姿をくらます。すると声が聞こえ、…

『三大怪獣 地球最大の決戦』

本多猪四郎(本編)円谷英二(特撮)監督作品『三大怪獣 地球最大の決戦』を観た。 ゴジラ、ラドン、モスラ、キングギドラが登場。異常気象に見舞われた日本、連夜空を覆う流星群、新聞記者である女性は円盤の飛来を信じる倶楽部を取材している、異常気象は…

モスラ対ゴジラ

本多猪四郎(本編)円谷英二(特撮)監督作品『モスラ対ゴジラ』を観た。 東宝三大怪獣と言えばゴジラ、ラドン、モスラが挙げられる*1。そのモスラとゴジラの戦いが描かれるのが本作である。 本作は絵になるシーンが多く出来が良い。ある映画を思い返した時、一…

アクト・オブ・キリング

ジョシュア=オッペンハイマー監督作品『アクト・オブ・キリング』を観た。 1965年、9月30日事件を契機に共産主義者、華僑に対して行われた大量虐殺。合法政党だった共産党に対して軍は民間人を扇動、プレマン*1や民間人が虐殺を実行した。本作はドキュメン…

キングコング対ゴジラ

本多猪四郎(本編)円谷英二(特撮)監督作品『キングコング対ゴジラ』を観た。 キングコング、ゴジラ、大ダコが登場。 そもそもゴジラはアメリカの「原子怪獣現わる」、「キング・コング」の影響によって制作されたものであり、本作は夢の競演と言ったとこ…

ゴジラの逆襲

小田基義(本編)円谷英二(特撮)監督作品『ゴジラの逆襲』を観た。 前作『ゴジラ』(1954年版)の続編。舞台は大阪。ゴジラ、そしてゴジラの盟友アンギラスが登場する。本作も前作に引き続き第二次世界大戦を意識した、戦後の日本が描かれている。尚、この後の…

ゴジラVSデストロイア

大河原孝夫(本編)川北紘一(特技)監督作品『ゴジラVSデストロイア』を観た。 ゴジラ、ゴジラジュニア、デストロイアが登場、平成ゴジラ完結作品。公開当初は「ゴジラ死す」をキャッチコピーにとても煽られた印象がある。前回の記事で言及した通り『ゴジラ…

『ゴジラ』(1954年版)

本多猪四郎監督(特技監督:円谷英二)『ゴジラ』(1954年版)を観た。 平成ゴジラ最終作『ゴジラVSデストロイア』は『ゴジラ』(1954年版)の続編の形を取っている。より繋がりを理解する為に本作をまず観る事にした。幼稚園児の時、レンタルビデオ屋で借り…

ゴジラVSスペースゴジラ

山下賢章(本編)川北紘一(特撮)監督作品『ゴジラVSスペースゴジラ』を観た。 リトルゴジラ、スペースゴジラ、MOGERA、チョイ役でモスラが登場。本作は戦闘シーンも多いのだが、どうにも間延びした感がある。また『ゴジラVSメカゴジラ』によってゴジラに対する…

ゴジラVSメカゴジラ

大河原孝夫(本編)川北紘一(特技)監督作品『ゴジラVSメカゴジラ』を観た。 平成版メカゴジラ、ベビーゴジラ、ラドンが登場。本作はベビーゴジラの登場により他の作品には無い母性愛的なものが満ちている。 ベビーゴジラが孵化し立ち会った研究者が正に母性愛…

ゴジラVSモスラ

大河原孝夫(本編)川北紘一(特撮)監督作品『ゴジラVSモスラ』を観た。 モスラに加えてバトルモスラことバトラが登場する。環境問題を背景にしており、ゼネコンが悪役を担っている。尚、バトラはメガロの孫ではない(byあさりよしとお)。小笠原沖に隕石が落…

ゴジラVSキングギドラ

大森一樹 (本編)川北紘一 (特撮)監督作品『ゴジラVSキングギドラ』を観た。 この作品から劇場で観ているので再観賞という事になる。 23世紀の未来人の登場、ゴジラ出生の秘密、キングギドラ及びメカキングギドラ登場と見どころが多い。しかし今考えるとキン…

ゴジラVSビオランテ

大森一樹(本編)川北紘一(特撮)監督作品『ゴジラVSビオランテ』を観た。 本作はおそらく幼稚園児だった時、ビデオで観たと思う。成長したビオランテの獰猛な姿に惚れぼれしたものだった。一方、ストーリー自体は特に憶えていなかった。再見してみるとエネ…

『ゴジラ』(1984年版)

橋本幸治(本編)中野昭慶(特撮)監督作品『ゴジラ』(1984年版)を観た。 幼稚園の時、家から帰るとテレビの中でゴジラが高層ビルにもたれかかっていた。凶暴な眼差し、破壊尽くされた都市。このシーンを観てゴジラにのめり込んでいった。それが本作だった…

『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』

金子修介監督作品『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』を観た。 ゴジラは太平洋戦争で死んだ人々の怨念であり、バラゴン、モスラ、キングギドラは「くに」を守る守護聖獣というかたちを取る、オカルティックな設定である。原爆が生んだのではなく…

『ゴジラ×メカゴジラ』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』

手塚昌明監督作品『ゴジラ×メカゴジラ』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』を観た。 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』は『ゴジラ×メカゴジラ』の続編であり、ゴジラ第一作以降、モスラ、ガイラ、サンダ、ガイラ、エビラ等の巨大な怪獣に日本が襲撃さ…

『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』

手塚昌明監督作品『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』を観た。 ゴジラを倒すにはマイクロブラックホールで消滅させるしか無い。ゴジラに上司を殺された対ゴジラ特殊自衛隊を演じる田中美里、マイクロマシン開発の天才を谷原章介が演じている。 ゴジラは一度日本…

ノーカントリー

コーエン兄弟監督作品『ノーカントリー』を観た。二度目の鑑賞。原作と筋は変わらない。 再度この映画を観直すと物事が淡々と的確にはっきりと描写されている事が判る。 原作では主人公がヒッチハイクをする少女を諭す。映画では老いぼれた男に主人公が諭さ…

『ゴジラ FINAL WARS』

北村龍平監督作品『ゴジラ FINAL WARS』を観た。 『ゴジラ2000 ミレニアム』は一体何だったのかというくらい面白かった。とはいえ内容はゴジラと他の怪獣との戦闘、アクションシーンで埋まった作品になっており、余韻やら物語という感じでは無い。何故か脚元…

『ゴジラ2000 ミレニアム』

大河原孝夫監督作品『ゴジラ2000 ミレニアム』を観た。 私は平成ゴジラシリーズが好きで新作を毎回映画館で観ていたのだが、「ゴジラVSデストロイア」で以てゴジラを終わったものとしていた。その後「モスラ」シリーズやアメリカ版「GODZILLA」は観たのだが…

新しき世界

パク=フンジョン監督作品『新しき世界』を観た。 犯罪組織に潜入捜査官として加わり、組織No.2の右腕になった男。組織の会長が死に後継者争いが起きる。警察はこれに乗じて犯罪組織の弱体化を図るべく後継者争いに介入する。裏切り者への暴力、死体をコンク…

共喰い

早稲田松竹にて、青山真治監督作品『共食い』を観た(原作:田中慎弥著「共喰い」)。原作は未読であり、更に言えば昨今芥川賞作品に目を通した記憶は無い。新聞紙上に田中慎弥が寄稿した文章を二度程読んだ記憶があるが、なかなか人には出来ない、難しい生…

Helpless

早稲田松竹にて、青山真治監督作品『Helpless』を観た。 青山真治の北九州サーガ第一作、これに「EUREKA ユリイカ」、『サッド・ヴァケイション』が続く。 浅野忠信演じる健次は精神病院に入院する父親を見舞いに向かう日々を送っている。母親は既に夫を見限…

オンリーゴッド

ニコラス=ウィンディング=レフン監督作品『オンリーゴッド』(原題:ONLY GOD FORGIVES)を観た。 『ドライブ』の主演及び監督による作品と聞き期待して観た。 しかし、本作は『ドライブ』のような判りやすさは無い。一体私は何を観終えたのか、という問いを…

地獄でなぜ悪い

早稲田松竹にて園子温監督作品『地獄でなぜ悪い』を観た。 連続歯ぎしりレッツゴ~と子どもが歌う本作の広告を映画館で何度も観たが、結局映画館に行かず。去年のベスト映画に挙げている人が多くおり興味を持った。 ヤクザの抗争を映画撮影する話と聴いてい…