2021-01-01から1年間の記事一覧

2021年12月31日/鼻のかみ方

今年の6月からダイエットを目的として休日にランニングを開始した。ランニングは事故等を考えるとランニングコースの方が安全ではあるものの、位置情報ゲームの攻略も兼ねているため街にも出ている。巷で噂のゲーミフィケーションという訳である。何より同じ…

2021年の漫画

今年は今まで気になっていたけど読んでいない漫画、完結したけど途中までしか読んでいない漫画を読んだ。その結果、かなりの量の漫画を読むことになったので記録を残す。 wako『サチコと神ねこ様』 ヤマシタトモコ『違国日記』 岩本ナオ『マロニエ王国の七人…

ボーンシリーズ

友人の勧めを受け『ボーン・アイデンティティー』から始まるボーンシリーズを観た。ボーン・アイデンティティー (字幕版)マット・デイモンAmazonボーン・スプレマシー (字幕版)マット・デイモンAmazonボーン・アルティメイタム (字幕版)マット・デイモンAmaz…

『夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く』

奈倉有里著『夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く』を読んだ。本書は著者のロシア留学を綴った自伝的なエッセイ集となる。久々に読書の喜びを感じたお勧めの一冊だ。ロシアと文学の世界がまばゆく、時に薄暗く活写される。著者の文学に対する意欲…

2021年の音楽

今年よく聴いたアルバムを挙げる。 Cleo Sol『Mother』 Amaro Freitas『Sankofa』 Lisa Lerkenfeldt『A Liquor Of Daisies』 Cleo Sol『Mother』 Mother by Cleo Sol 7トラック目「Don't Let It Go To Your Head」のLo-fi Hip Hop的なアコースティックのミニ…

2021年12月の音楽

Adrian Knight『Pleasure Center』 Jana Rush『Painful Enlightenment』 Joseph Shabason『The Fellowship』 Alba『MAUGLI』 Double Geography『Flights』 Tarentel『The Order of Things』 Brett Naucke『Mirror Ensemble』 hikaru yamada and metal castin…

2021年12月26日/投影

先日の日記において以下のように記した。 昨今の事件において、加害者は死刑になるために人を殺そうと思ったと動機を語る。これらに鑑みると、加害者は自殺を断念した上、殺人や事故等の突発的な被害者になることを想定しておらず、自らを死に至らしめるのは…

2021年11月の音楽

Biosphere『Angel's Flight』 Ibukun Sunday『PSALM006: The Last Wave』 Clarice Jensen『Identifying Features』 NEW MEXICAN STARGAZERS『Highway Dreamscape』 Bremer McCoy『Natten (The Night)』 Ayako KATO『昔 mukashi』 Fabiano do Nascimento『Yky…

2021年11月21日/コロナ禍における政治について

コロナウイルスに関してはっきりとした認識を持ったのが何時頃になるのか今となっては憶えていない。メールやSNSのやり取り等を確認する限り、2020年1月時点で私は今のような現状になるとは全く考えていなかった。当然ながら脅威という認識も無かった。おそ…

2021年10月の音楽

Brendan Eder Ensemble『Cape Cod Cottage』 Remis Rančys『Pavėjui』 D.A.N.『NO MOON』 Brendan Eder Ensemble『Cape Cod Cottage』 Cape Cod Cottage by Brendan Eder Ensemble Remis Rančys『Pavėjui』 Pavėjui by Remis Rančys D.A.N.『NO MOON』 NO MO…

プーチンのユートピア

ピーター=ポマランツェフ著、池田年穂訳『プーチンのユートピア 21世紀ロシアとプロパガンダ』を読んだ。 原題は「Nothing is True and Everything is Possible」となり、本書では「みんな嘘だし、何でもありさ」と訳されている。2021年1月にロシアの野党主…

『人生ミスっても自殺しないで、旅』

諸隈元著『人生ミスっても自殺しないで、旅』を読んだ。私が著者を知ったのはつい最近のことだ。Twitterで諸隈元シュタインを名乗り、ヴィトゲンシュタインに関して詳細に綴っていた。アカウント名から胡散臭い印象を抱いたものの、その内容はヴィトゲンシュ…

タイタンの妖女

カート=ヴォネガット=ジュニア著、浅倉久志訳『タイタンの妖女』を読んだ。訳者の新装版の刊行に寄せてにでも触られているが、10年以上前に爆笑問題の太田光が本書をテレビ番組で勧めていた。おそらくこれが本書を読んだきっかけになる。このタイミングで…

2021年9月の音楽

Cleo Sol『Mother』Mother by Cleo Sol令和3年9月はCleo Sol『Mother』のみしか購入して聴いたものは無かった。9月のbandcampFridayに合わせて楽曲を購入しようと考えていたものの、結局週末の疲労に見舞われ、購入に至らなかった。そんな中、Twitterで絶賛…

2021年8月の音楽

Shuta Hiraki『絹雲 Cirrus』 Shuta Hiraki『Fossils And Vein』 Emma-Jean Thackray『Yellow』 Shuta Hiraki『絹雲 Cirrus』 絹雲 Cirrus by Shuta Hiraki Shuta Hiraki『Fossils And Vein』 Fossils And Vein by Shuta Hiraki Emma-Jean Thackray『Yellow…

2021年7月の音楽

HIROSHI MINAMI,KAZUKI ISHIUCHI『LIGHT LAYER』 Amaro Freitas『Sankofa』 Akihiko Matsumoto『Akihiko Matsumoto Ambient / Noise Works for YouTube』 Akihiko Matsumoto『Akihiko Matsumoto Works for Wave/Hardwave』 Sam Prekop『In Away』 HIROSHI MI…

映画/2017年~2021年7月

長い間、本ブログの映画鑑賞等の記録を放置していた。そのため、読書記録と同様、記録と記憶を基に更新しようと思う。 映像に関する記録は2017年からメモを残していたが近年はメモにも残しておらず、記憶を頼りにするしかない…と思ったが商品履歴等から概ね…

読書/2021年1月頃~2021年7月

ぼくは会社員という生き方に絶望はしていない。ただ、今の職場にずっと……と考えると胃に穴があきそうになる。作者:フミコフミオKADOKAWAAmazonブロガーのフミコフミオの著作。面白い。 ジョン・ボルトン回顧録 トランプ大統領との453日作者:ジョン・ボルトン…

読書/2019年12月頃~2021年1月頃

暴露―スノーデンが私に託したファイル―作者:グレン・グリーンウォルド新潮社Amazonスノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実作者:ルーク ハーディング日経BPAmazon超監視社会作者:ブルース・シュナイアー草思社Amazon山形浩生がスノーデンの自伝…

読書/2019年1月頃~2019年12月頃

天冥の標Ⅹ 青葉よ、豊かなれ PART1 (ハヤカワ文庫JA)作者:小川 一水早川書房Amazon天冥の標Ⅹ 青葉よ、豊かなれ PART2 (ハヤカワ文庫JA)作者:小川 一水早川書房Amazon天冥の標Ⅹ 青葉よ、豊かなれ PART3 (ハヤカワ文庫JA)作者:小川 一水早川書房Amazon小川一水…

官能小説を読む

ブログ上では読んだ本を一冊、もしくはシリーズや著者、テーマ等を区切って書く予定をしていたが、それが難しい状況になった。そこで以前から予定していた官能小説のみテーマ別に記録することとした。私が官能小説を読むに至ったのは、簡単な話で日々に官能…

読書/2017年12月頃~2018年12月頃

屍人荘の殺人 屍人荘の殺人シリーズ (創元推理文庫)作者:今村 昌弘東京創元社Amazon確か週刊文春を読んでいたら紹介されていたと思う。当時から週刊文春を購入してたまに読んでいた事実がここから確認できる。文春砲だけじゃなくコラムや本の紹介も充実して…

読書/2017年5月頃~2017年12月頃

日々の読書の記録をどうしようかなと思っていたのだが、最近はもっと自由に縦横無尽に記録する必要があるのかなと思い始めた。 そこで途中になって放棄していた読書記録をとりあえず現在まで更新することにした。 読書記録はブクログを使用しているものの、…

2021年5月の音楽

7月の更新となっているが、あくまで5月に聴いたものとなる。 結局パソコンが壊れて7月にパソコンを新調するまでBandcampに触る機会を逸した。 毎日シャッフル再生で改めて聞く楽曲に新鮮さを感じることもあった。 Fabio Anile『Weightless』 enso56 / obalt…

2021年4月の音楽

ノートパソコンのキーボードが使用できなくなるトラブルを迎えてゴールデンウィークに突入した。 Floating Points, Pharoah Sanders & The London Symphony Orchestra『Promises』 Ryan Van Haesendonck『Vauville』 Shuta Hiraki『Shake under the eaves』 …

2021年3月の音楽

惰性を感じている。 The Echelon Effect『Mosaic』 Chick Corea『Return to Forever』 Vijay Iyer『Far from Over』 Mathias Grassow『Morpheus』 Ian Boddy & Erik Wøllo『Frontiers』 Ian Hawgood + Danny Norbury『Faintly Recollected』 Talquin『Tomorr…

無題

「10年以上、特に生活が代わり映えしないんです。ええ、そうなんです。そりゃ10年もあれば色々あったんですけど、思い返すことができないっていうか…。例えば、親の顔や友人の顔なんかも鮮明に思い浮かべることってできないじゃないですか?それと同じです。…

2021年2月の音楽

先月から継続してアンビエントを聴いている。最近はネットラジオを聴いて気に入った音源にあたるようになった。たまたまネットラジオが2010年前後のアンビエントを中心に流していたことがその後に判った。なお現在はチャンネルを変えてしまったため、そうい…

2021年1月の音楽

note.com 今月は主に上記の記事を参考に音楽を聴いている。 端的にアンビエントしか聴く気力が沸かない一ヶ月だった。 CARL DIDUR『Natural Feelings vol I』 Eva Kierten『Vardyger』 Lisa Lerkenfeldt『A Liquor Of Daisies』 William Basinski『Lamentati…

2020年の音楽

2020年に特に良く聴いたのは以下のアーティストだったと思う。 Avishai Cohen Clarice Jensen Avishai Cohen 日曜日の午前にCAFE INCUSを訪問したところ、茫洋としたトランペットの音が響き始めた。その音に引き込まれ音声検索アプリを使用したところ、Avish…