2020年の音楽

2020年に特に良く聴いたのは以下のアーティストだったと思う。

Avishai Cohen

日曜日の午前にCAFE INCUSを訪問したところ、茫洋としたトランペットの音が響き始めた。その音に引き込まれ音声検索アプリを使用したところ、Avishai Cohenの「Into The Silence」であることが判った。繰り返し聴いたのは「Into The Silence」だが、その後にECM作品を一通り聴いた。
なお、CAFE INCUSでは日中にECMの作品を流していることが多く、その他にもCraig Taborn Trio「Chants」、Stefano Battaglia Trio「In The Morning - Music Of Alec Wilder」、Oded Tzur「Here Be Dragons」を知って良く聴いた。


Clarice Jensen

コロナウイルスの影響を受け、BandcampがBandcamp Fridayとして毎月第1金曜日に手数料を免除してアーティスト等の利益を増やす場を提供した(現在も継続中)。そのため、2020年はBandcampを使用する機会が多かった。以前、Bandcampは見知ったアーティストの音源を購入する場所として使用していたが、音源のレコメンド記事等を知ってから未知の音源も聴くようになった。
Clarice JensenはBandcampのレビュー記事で知った。楽曲は主にチェロを使用したドローンということになるのだろう。繰り返し重ねられるチェロの残響の中に人々と自らの生活を思う。なお、Clarice JensenはyMusicの元メンバーらしい。