メモ

カミュ 「死を期待する」と「アルジェリア戦争」について

アルベール=カミュについてもっと知りたいと思い井上正著の『人と思想 アルベール=カミュ』という本を図書館から借りてきた。私は実はあまり入門書というものは好きではない。出来ることならその人の作品を読んで、その考えを知りたいと思っているからだ。…

文化系トークラジオLife 特番「2009年のチェ・ゲバラ」

『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳 別れの手紙』を観た後、文化系トークラジオlifeの特番「2009年のチェ・ゲバラ」をポッドキャストで聴く。 まずはっきりした事、それは私がチェ=ゲバラのいう「武装闘争による革命」を革命そのものとして考えてしまっている…

UNIQLOCKダンサーのブログ

どうやらUNIQLOCKに出演している白木あゆみがブログを始めたらしい。 白木あゆみの『白木いろ』 所属事務所のサイトによると彼女はどうやらバレエダンサーから女優に転向したようです。これからの活躍に期待です。 これで現在UNIQLOCKに出演している女性全員…

「オタク」について

お酒の入った席で、教授に東浩紀をどう思うか聞いた。すると教授は「オタクを食い物にするのはいけない」「オタクは命をはってオタクをやっている」「オタクも東浩紀に何かをいわれて、納得していてはいけない」という言葉を頂いた。この答えをベタな点で私…

UNIQLOCK SEASON5

UNIQLOCKが新しくなったようです。カラーパーカとカラージーンズで春の装いです。そうかもう春なのか。 時報は男性ダンサーが再び登場するようになったようです。 撮影場所はさっぱりわからない。 女性ダンサーの皆さんは以前に比べてとても大人っぽい雰囲気…

愛する者の死を願う

カミュの『異邦人』はよく再読をする本の一つである。そのなかで以前から気になっているところがある。それは殺人を犯した主人公ムルソーが弁護士と会話するシーンである。そこで弁護士はムルソーの母親についてたずねる。母が死んだ時どう思ったのか、と。…

「柄谷行人論」「文學界2月号」を読む。

大澤信亮の『新潮』2008年11月号に掲載されている「柄谷行人論」と文學界2009年2月号の東アジア文学フォーラムの特集記事を読む。 大澤信亮の「柄谷行人論」は思想地図vol.2の「私小説的労働と組合―柳田國男の脱「貧困」論」を読んだ上で、興味が湧いたので…

ソニー「Cam with me」に白木あゆみ出演

非常に今更の感があるようですが、ソニーの「Cam with me」というデジタルビデオカメラハンディカムの体験サイトにUNIQLOCKに出演している白木あゆみ氏が出演しています。かなり話題になっているようでカメラの前で娘が成長していく過程を見て号泣しているお…

ネイティブダンサー

UNIQLOCKの制作メンバーによるサカナクションのPV『ネイティブダンサー』。非常に格好良い。思わずアルバム『シンシロ』を購入してしまった。アルバムも良い。今まで全く興味なかったが、良い買い物をした。一曲目から聴くと、コンセプトアルバムなのかなと…

少女ファイト

なんとなく『少女ファイト』を読み直す。日本橋ヨヲコの作品は読むようになったのは、熱心な友人のススメと、テレビ番組で(マンガノゲンバかな)学習院大学の教授がどこぞかの哲学者を引用して紹介していたことがきっかけだ*1。 読んでいて気になったのだが…

「新潮」「群像」「すばる」二月号、「思想地図」vol.2を読む。

暇な時間があったので図書館で文芸誌を適当に読んだ。「新潮」では宇野常寛の「母性のディストピア――ポスト戦後の想像力」を読む。とりあえず読んでいるが内容はもうよくわからない。現在は矢作俊彦が取り上げられている。昔、矢作俊彦の『ららら科學の子』…

2008年の映画をふりかえる。

毎回更新が楽しみな空中キャンプさんが「2008年の映画をふりかえる」という企画をしているので参加してみる。 毎回、映画や本をユーモア、時に哀愁をこめて届けてくれる空中キャンプさん。ひらがなと漢字の割合が最高な空中キャンプさん。私は最近定期購読す…

ボーヴォワール?

ボーヴォワールの『第二の性』について書かれた論文を偶然読む機会があった。内容は今思い返すと非常にに生々しい気がする。『第二の性』を読みたくなる。

新潮1月号 群像1月号

新潮1月号より「特別対談 日本語の危機とウェブ進化/水村美苗+梅田望夫 議論沸騰『日本語が亡びるとき』をめぐって」。島田雅彦の「Nirvana Mini 極小彼岸」。平野啓一郎の「顔文字考」。蓮實重彦の「随想」。宇野常寛の「母性のディストピア――ポスト戦後…

群像12月号『関係の原的負荷― 二〇〇八、「親殺し」の文学』

11月26日付け朝日新聞朝刊の斎藤美奈子による文芸時評は「2008年の批評」と題されている。選ばれている作品は水村美苗著『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』、宇野常寛著『ゼロ年代の想像力』、加藤典洋『関係の原的負荷―二〇〇八、「親殺し」の文学』…

新潮12月号『すっとこどっこいしょ。』『母性のディストピア―ポスト戦後の想像力』

新潮12月号において連載中の宇野常寛『母性のディストピア―ポスト戦後の想像力』を読む。『ゼロ年代の想像力』ではかなりの割合において母性について語られていた。正直、母性がどうしてこうまでしつこく語られるのかと疑問に思った。なのでそれがどのように…

「新潮」9月号を読む。

現在ネット界隈で話題になっている水村美苗の評論『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』を読んでみようと図書館にいき「新潮」掲載号を手に取った。目次で掲載ページを確認していると、『日本語が亡びるとき』の後に前田塁による平野啓一郎の『決壊』につ…

UNIQLO SHOW WINDOW

UNIQLOが「UNIQLO SHOW WINDOW」なるスクリーンセイバーを配布したようである。UNIQLOはこれを自社メディアとして考えているらしい。このスクリーンセイバーからUNIQLOのwebサイトのコンテンツに簡単にアクセスできるようにするということ、つまりUNIQLOCKが…

UNIQLOCK 第4弾「ヒートテック編」 その後

UNIQLOCK「ヒートテック編」が公開されて少し経ちました。この数日でそれなりに新しい情報が入ってきました。 まず撮影場所ですが、幕張メッセだそうです(『身の回り4畳半近辺の日記』を参照させていただきました)。幕張メッセはCOUNTDOWN JAPAN 07/08で行…

『かわたれの街』『しゃべれどもしゃべれども』

勝田文著『かわたれの街』『しゃべれどもしゃべれども』(原作佐藤多佳子)を読んだ。 勝田文の漫画は基本的に大好きであり『あのこにもらった音楽』『あいびき』『Daddy Long Legs』とほとんど読んできている。勝田文の魅力は著者自身が認めるように適当で…

UNIQLOCK 第4弾「ヒートテック編」

惰眠を貪っていたらUNIQLOCKの新しいバージョンが発表されていました。今回は前もっての発表は無かったんですかね。情報漏れもなし?まぁそろそろ新しいものが発表されるんだろうな、と思ってはいましたが。 今回はiPhone対応のアプリケーションを発表、どこ…

気になる人

UNIQLOCKに出演している石津悠氏所属事務所サイトにおいて石津悠氏のプロフィール写真とフォトギャラリーが更新されていました。どうやら写真は以前紹介したヤングジャンプによる特集「21世紀美少女〜NEWSなアイドル2008」のものが使われているようです。 サ…

GRAPEVINE tour 2008 JCBホール 9月28日

ワンマンライブに初参戦。 非常にざっくりと感想を述べると最新アルバムの楽曲「Two」と「鏡」のスケール感の大きさに驚きました。そしてシングル『超える』『ジュブナイル』のカップリング曲の活躍ぶりにも満足です。中でも「エレウテリア」「報道」が印象…

UNIQLOCK DANCER その後

最近mixiでUNIQLOCKの話題を検索していたら、コミュニティでUNIQLOCKとその初期メンバーのものを見つけた。特に初期メンバーの白木あゆみ氏はmixiユーザーでかつコミュニティは本人公認のようだった。 二期メンバーの坂本麻実氏は白木あゆみ氏と同じ事務所に…

なんとなく福音書

イエスが「エリエリレマサバクタニ」とどういう風にいうのかなと、ふと思って福音書を手に取ってみた。そして最後の方まで流し読みしていたらこんな記述を見つけた。 イエスは近寄ってきて十一人にいわれた、「いまや天上地上一切の権能が、父上からわたしに…

ヤングジャンプ 21世紀美少女〜NEWSなアイドル2008〜前編

今週号のヤングジャンプに「21世紀美少女〜NEWSなアイドル2008〜前編」という特集が組まれていて、そこにUNIQLOCKのダンサーである石津悠さんが登場しています。ちらっと見てきましたが、あんまりUNIQLCKの時と代わり映えしない衣装で、驚きはありませんでし…

文化系トークラジオLife

友人の勧めを受けてからリスナーになってしまった、生で聴いてないけど。過去の議論テーマなどを読んでみて、あくまでこの番組は問題提起であるのだということを知った。考えるキッカケをこの番組はくれる、ように思う。あくまでキッカケとヒントを。

『日蝕』から『決壊』までの簡単な雑感

平野啓一郎が「現代に聖性」を取り戻す云々と『日蝕』でデビューした。そして現在『決壊』を発表し終えている。なんだかずいぶん『日蝕』から遠いところまできたんだなと思う反面、全くぶれていないんじゃないかと私には思えてきた*1。『決壊』には神も仏も…

大阪豆ゴハン

サラ・イイネス(現在サライネス)著『大阪豆ゴハン』を読んだ。サライネスの『誰も寝てはならぬ』を読んでいたのでこの作家の違うものも読んでみたいなと思って文庫版を購入した。文庫版で読むのは結構しんどい。やっぱりワイド版で読まないと…。サラ イネ…

懸賞生活的

昨日、GRAPEVINEの「CORE/Wants」&「Sing」連動応募キャンペーンの当選品が届いた。いや、とてもうれしい。友人からどうせ当たらないのだから応募用のポストカードとっておけばいいのに…と言われたりしていたので、なおさらうれしい。友人ざまぁぁ(笑)。…