2014-01-01から1年間の記事一覧

アナと雪の女王

クリス=バック、ジェニファー=リー監督作品『アナと雪の女王』を観た。 その内容に話題が読んでいる事を知り興味を持った。おそらくディズニー映画をきちんと映画館で観るのは初めての事だったと思う。雪と氷の魔力を持つ女王エルサとその妹アナを描いた作…

2014年10月11日

雨戸を開け、朝の読書に取り組むも、序章を読み終えたところで眠ってしまう。部屋に入り込む風は布団を被ったままだと心地良い。シャワーを浴びジムに向かう。辞めた部活に再度入部し「試合に出られなくても、最後まで取り組みたい。」という。一番目に美味…

ゴジラ対ヘドラ

坂野義光監督作品『ゴジラ対ヘドラ』を観た。 ゴジラ、ヘドラが登場。汚染が進む海、漁師から海洋生物学者の元に巨大なおたまじゃくしが持ち込まれる。海では怪獣が原因とされるタンカー事故が頻発。海岸に子どもと共に調査に出た海洋生物学者だったが折悪し…

2014年10月10日

肝心の仕事では無く、事務所の掃除当番という理由で朝早く自宅を出るのは本末転倒なのだが、掃除も仕事の一部だという考えが会社に長年勤めている人々に幅を効かせている。「愛されるサービス」なる本を片手に持つ青年はおそらくサービスの一部しか知り得な…

2014年10月9日

小学校の校舎。体育の後は授業参観という事になっているらしい。下駄箱に他の同級生たちといると高校時代の部活の顧問から「次の授業は何時からだ?」と注意され「九時五十五分です。」と答え移動する。教室に戻ると他の生徒は体操服から着替え席に着いてい…

2014年10月8日

午前零時からシャワーを浴び眠気を待つ。歯磨きをしていると歯ブラシのヘッドが口の中で折れる。口から取り出した歯ブラシ。更に口の奥から二番目の歯を取り出す。驚きとある種の気持ちよさ。鏡を覗くと奥歯が一部残り、手元の上の歯は黄ばんでいる。母が俺…

2014年10月7日

黒衣に淡い口紅。オフィス街で落ちた銀杏を拾い集める老婆。身体が痒い。五本指ソックスを履くようになったのだが、生地が薄く革靴に隙間が出来る。上司が客先に行く際にネクタイを取り出し「最近のトレンドってどうなの?これ大丈夫?」とネクタイを見せる…

2014年10月6日

台風が去っているのを期待して起きたのだが、まだ静岡県辺りにいるらしい。外に出て物干し竿を下ろし、シャワーを浴びる。着替えているなかスラックスのポケットに擦れた跡を見つける。どうやらポケットに常時定期入をしまっていたのが良くないらしい。雨の…

2014年10月5日

雨の中、携帯ショップに向かう。新機種を予約したい旨を伝えるとネット予約から出来、諸々の手続きは受取時に出来ると言う。確かに調べてみるとその通りの記載がある。時間を無駄にしたなと思う。少しの間、店に居たのだが、大抵の客はiPhoneの不調を訴える…

2014年10月4日

曇天。台風が近づいているらしい。涼しい風が吹き、軒上では猫が二匹寝ている。午前十時、二度寝から洗濯し本を読み進める。いつもと変わらない土曜日である。ジムに向かう。シャワーを浴び家を出る。着替えを忘れ一度引き返す。目の前で日本人男性と外国人…

『なんとなく、クリスタル』

田中康夫著『なんとなく、クリスタル』を読んだ。 菊地成孔がラジオにて朗読しており、興味を持った。本書の概要、当時の若者の文化を多くの注釈を用いて描いたという事くらいなら知っている。しかしそれを知ったのも著者が政治家になった折りである。 実際…

2014年10月3日

酔いも目も覚める。「NEW YORK CITY」、Tシャツにもバックパックにも彩られた西海岸の都市の名前。ここ東京、衰退が約束された東洋人が群島の首都。しかし二十一世紀の衰退は東洋の島国だけの出来事で無かった。電子網に包まれた世界は情報を均一化する事に…

2014年10月2日

駅に向かう途中、眼鏡を忘れ引き返す。引き返して来た俺を振り返って見送る女性の薄着。客先へネクタイと上着をして出掛ける。所詮ポーターに過ぎないのでかしこまる必要はないのだが(クライアントから見れば俺は「業者」でしかない。)、常駐している社員…

2014年10月1日

上着は会社に置いてきた。「坂本龍馬」と書かれたTシャツを着た男の子が目の前を通り過ぎる。駅構内にショートカットのジャージを着た女性たち。どうやらバレーボール部らしい。今日は都民の日で学生は休みらしい。どうにも乗り切れず、出社早々雨に濡れ、仕…

2014年9月30日

上着を羽織る。駅まで道のりを歩き、まだ上着を着るには早過ぎた事に気がつく。暑い。姉が二人居る。しかし一人は母違い。二人は仲良さそうにしている。しかし駐車場で一人泣いている。無理して仲良い振りをしていたのだ。「もうターナーを弾けない。」彼女…

2014年9月29日

今日は残っていた夏季休暇を消化する為に休んだ。洗濯の後シャワーを浴び自宅を出る。良い天気だ。住宅街からクラシック音楽が漏れ聞こえる。秋の午後、静かにそよ風が肌をなぞる。商店街の仕立屋に解れたスーツを持ち込む。何度か声を掛けてやっと出てくる…

2014年9月28日

「完全遡行者」なる言葉だけが思い出せる。洗濯をする。外から「お世話になりました。」という声が聞こえる。どうやらシングルマザーが隣室の夫婦に声を掛けているようだ。どうやら引越すらしい。おそらくは、子どもと、よく見掛けた男性と新たな暮らしを始…

モスラの精神史

小野俊太郎著『モスラの精神史』を読んだ。 本書は1961年に公開された『モスラ』を精神史的に読み解いたものである。 本棚で埃を被っている本書を取り出したのは「パシフィック・リム」やアメリカ版「ゴジラ」の公開による昨今の雰囲気に押されてである。お…

2014年9月27日

遅く起きた朝、布団の中これではいけないと這い出す。洗濯の合間に読書をする。夢のなかで「試された」気分だけが残っている。性欲を感じつつ、気を紛らわせる為にジムへ向かう。右肘が痛む。腱鞘炎だろうか。ジムのモニターにて長野と岐阜に跨がる御嶽山の…

2014年9月26日

小学校での食事会。女性の尻だか胸だか拝む夢を見た。陽が差す。空瓶をゴミ置場に置く。メモ帳に「生活習慣病」と何度も書き連ねる中年男性。ワインレッド、それが秋の色らしい。客先から事務所に戻る。過ごしやすい天気だ。帰り道、空いた席に座り、爺さん…

2014年9月25日

昨日、帰りにラーメン屋に入ると後から小五月蝿い高校生が二人入ってきた。ラーメンを待ちながら体格の良い一人が今度は他のラーメン屋にでも行こうと算段している。その後は部活の話や父親がカメラマンだった事があるだとか母親が看護師で社長をしているだ…

2014年9月24日

客先に向かう途中、手を繋いだ女性が二人横切る。客先からの帰り道、スーツの上に作業着を羽織り、スカートから伸びた足先には白い上履きという女性を見掛ける。おそらく建設会社の事務所から出て来たのだろう。なかなか奇抜な格好だと思う。自らの生活を省…

2014年9月23日

洗濯のあと部屋を掃除し本を読み終え昼食を取る。昼食後の居眠り後、机に向かう。目覚め一服した際、部屋の中の静けさに自らの存在は喧騒に過ぎないのでは無いかと思う。理性が言葉なら、この秋の午後の静けさには雑音でしかない。ストルガツキー兄弟『願望…

2014年9月22日

電車の中、仰向けになった俺を囲んだ女性たち。女性の一人を促すとフェラチオが始まるのだが、徐々にその姿が男性のシルエットになり戦慄する。イリアスを読む高校生男子。そして眼鏡を忘れた事に気がつく。朝早く出勤した時の方が忘れ物が多いように思う。…

2014年9月21日

昨日今日と遠くから音楽が聞こえている。近場にライブ会場などある訳無く、思案した後、近くの高校で文化祭が行われているのだと気がつく。俺が高校時代に聴いていた音楽が演奏されているようで、少し違和感を感じつつ、昔の事を思い出す。ジムに向かう。駅…

2014年9月20日

一日を「るろうに剣心」を読む事に使ってしまう。今、読み返してみると非常のコンパクトな内容だ。罪を背負った人間が、自らの命を引き換えにする事を潔しとせず、どのように贖罪をしていくのかという物語であり、言葉にしてみるとまるで少年漫画らしくない…

2014年9月19日

校門を出て坂の途中、バス停でバスを待つ。気になるあの娘はやってこない。集合郵便受の錠を解き、中からワンカートンの煙草を取り出す視覚障害者。バスに乗る同級生たちに受験の結果を尋ねられる。結果は良かった事を伝える。すると同級宛にダンボールが届…

2014年9月18日

塩分調整したカゴメのトマトジュースの味が濃く、口に合わない。スーツのポケットに生地の解れを見つける。ダメージジーンズが有りならダメージスーツがあっても良いではないか、なんて。Marvin Gaye「I Heard it throgh the gapevine」電信の発達は国民国家…

2014年9月17日

耳栓をした睡眠は深い。女性の首元を囲うスカーフの紋様。指先に記された色と記号。その指が呼び出すディスプレイ上の記号。客先で迎えに現れた女性社員秋色の服装。「この時期は服装の選び方が難しいですね。男性だと…」俺の服装を見た後「変化が有りません…

2014年9月16日

駅前に三輪車。例えばこれは、昨日夕方に二時間寝た為に、本を勢い読み進め、夜眠れず、朝方二時間しか寝ていない為に見た幻である可能性は?起きてから視界良好、特に何も異常は、そういえばマンションからイケアの宅配人が出てきたのは意外だったものの、…