2014年9月27日

遅く起きた朝、布団の中これではいけないと這い出す。洗濯の合間に読書をする。

夢のなかで「試された」気分だけが残っている。

性欲を感じつつ、気を紛らわせる為にジムへ向かう。右肘が痛む。腱鞘炎だろうか。

ジムのモニターにて長野と岐阜に跨がる御嶽山の噴火を知る。登山者の中には負傷者もいるようだ。TV局は噴火直後の映像や写真をネットから引用している。チャンネルを変えるとどうやら現在アジア大会なるものが行われているらしい。バドミントン準々決勝、田児賢一対林丹の試合。実力的に林丹が上なのだろうが、そんななか田児が粘りを見せている。バドミントンの試合を見る事は無いが駆け引きが非常に面白かった。試合は林丹のストレート勝ちとなった。

秋刀魚を二尾買う。やはり魚臭くなろうとも美味いものは食べたい。少し焼き過ぎた感はあるものの醤油と油が交わった匂いは堪らない。

東浩紀「クリュセの魚」を読み終える。SFであり恋愛を描いているのだが、ヒロインが中華経済圏に統合され滅んだ島国の象徴、つまり天皇の子孫だという設定には、著者の知識がある為に少し驚かされる。また本書について調べた訳でも無いのだが、この設定に言及した発言を余り見掛けた記憶は無い。作家と思想家それぞれの面を分けるべきと考える人が多いのだろうか?

遠くから救急車のサイレンが聞こえる、今日と明日の境。