聖剣伝説3 TRIALS of MANA/この方が動きやすい

『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』をプレイしている。現在は第4章をクリアして8体の神獣の攻略中。

本作は6人の主人公の群像劇であるものの、真の主役はフェアリーであることに気が付いた。6人の主人公は自らの目的を達するためにフェアリーの目的であるマナの剣(つるぎ)を抜くことに協力しており、実は世界を救うことを直接的な目的としていない。

スーパーファミコン版において仲間を3人を選んで独自の物語が進むことをトライアングルストーリーと読んでいた。そのため、英語に疎い私は TRIALSも3人といった意味かと思っていた。しかしながら、 TRIALは試練を意味し、トライアングルを意識した題名になっているという。
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リースのプロローグで描かれるナバールの忍者ビル&ベンによるリースの弟エリオットを利用したローラント城の攻略は茶番であり失笑した。エリオットの教育次第ではローラント城が崩壊することも無かったのでは。その後、エリオットはビル&ベンは攫われる。攫われる経緯もリースが迂闊過ぎる。ストーリーを進めると攫われたエリオットは商業都市バイゼルの奴隷商人に売却され、邪眼の伯爵が買い取ったことが示唆されている。シナリオ的に少し一手間掛かっているように見えるものの、リースが旅の中でエリオットを探しているという演出だと推測できる。一方でビル&ベンはローラント攻略においてエリオット自体を評価していなかったとも言える。

クラスチェンジは衣装と攻撃性を重視して全員を闇クラスにした。リースはルーンメイデンから衣装重視でフェンリルナイトにした。アンジェラはデルヴァーから衣装と攻撃魔法を重視してメイガスにする予定であるものの、クラスチェンジに必要になる禁呪の書が手に入っていない。シャルロットはエンチャントレスから衣装重視でイビルシャーマンにした。クラスチェンジといえば、下記の記事を読んだところ、ビジュアルを担当した結城信輝氏はクラスチェンジの光クラスと闇クラスにそれぞれ2種類のイラストを要求されたものの、光クラスと闇クラスの1種類のイラストのみ作成していたという。
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戦闘はリースによる物理攻撃と敵ステータスのデバフ、アンジェラによる魔法攻撃、シャルロットによる召喚魔法と全体回復。リースを操作してアイテム等で仲間の支援も行う。仲間のAIは作戦通りに動き使い勝手が良くストレスを感じない。むしろアイテム等の支援がAIの行動を阻害している気がする。闇クラスの編成にした結果、味方に対するステータス上昇や属性付与のバフができず攻略の効率が落としている。商業都市バイゼルのブラックマーケットで属性付与のアイテムや飛び道具を用意することもできるものの、効率の良い攻略は2周目のプレイに活かそうと思う。

難易度はノーマルでプレイしている。最初に全滅したのは大地の裂け目のマシンゴーレムR。各個撃破が必要なところ、作戦が適当で攻撃が分散して負けた。なお、操作キャラを使用して敵の攻撃方向を分散することも学んだ。その後に全滅したのはジェノア。ジェノアから離れると罠やら何やらのギミックでどうにもならなかった。これも作戦を変更してジャノアの前に仲間を誘導し、その他の雑魚キャラもジャノアの前に誘導することで対応できた。その他に苦戦したのは2回目のビル&ベンのギミックだった。

現在、闇の神獣を除く7体の内、月の神獣ドラン、水の神獣フィーグムント、火の神獣ザン・ビエ、風の神獣ダンガード、土の神獣ランドアンバーの5体を倒した。火の神獣ザン・ビエはギミックの攻略に手こずって負けた。本作は部位別の攻撃も可能になっている。できれば部位破壊の演出をみたいと思い、部位攻撃をしてみるのだが、土の神獣ランドアンバーのギミック以外で部位破壊の演出は見ていない。

プレイ中、仲間同士の会話があって面白い。アンジェラがよくシャルロットの小ささを煽っていた。一方、シャルロットも零下の雪原においてリースとアンジェラの薄着で寒くないのかと質問して、リースがこの方が動きやすいと回答して笑ってしまった。