聖剣伝説3 TRIALS of MANA/プレイ開始

『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』Steam版のプレイを開始する。プレイ開始は2023年10月2日(月曜日)。パーティーはリース、アンジェラ、シャルロットの編成。現在のプレイ時間は8.7時間。これから風の精霊ジンの力を借りるため、風の王国ローラントへ向かう。

リメイクによる3D化はアクション性の強化やフルボイスを含む演出になり、新しい体験になっている。一方、戦闘と演出によってスーパーファミコン版よりプレイに時間が掛かる。マップを隅から隅まで回らないと気がすまない性分なのも大きい。スーパーファミコン版のケヴィンやシャルロットの子供臭い演出が好きでは無かったものの、元々シリアスな展開が多く、3D化によってシリアスさが極まってシャルロットの幼児性が面白く感じた。リメイクの戦争描写で人の生き死にが明確に描かれ、世界観を改めて知る思いだ。そういえば、本作では光の精霊ウィル・オ・ウィスプの造形が3D化で光の揺らめきがなく鉱物化していた。

『聖剣伝説 Legend of Mana』の下村陽子のBGM、更に菊田裕樹の聖剣伝説2と聖剣伝説3のBGMを聴いた。その中で聖剣伝説3のプロローグに流れる「Meridian Child」でスーパーファミコンで聖剣伝説3をプレイしたことを懐かしく思い出し、これを機にリメイク版をプレイすることにした。なお、スーパーファミコン版はNintendo Switchで発売されている「聖剣伝説コレクション」に収録されている。

スーパーファミコン版の聖剣伝説3は発売直後に購入した。当時は開発中のドット絵や結城信輝のイメージイラストに心を奪われた。発売前から電撃スーパーファミコン等のゲーム雑誌を親にねだって購入し妄想を繰り広げていた。購入後はかなりプレイをしたと思うのだが、購入前の妄想していた時のことの方がよく覚えている。当時はデュラン、ケヴィン、ホークアイの編成で光系統のクラスチェンジにしたり、その後に闇系統のクラスチェンジにしたりして違いを楽しんでいたと思う。当時は結城信輝のイメージイラストで発表されていたクラスチェンジしかしていなかった。デュランのクラスチェンジで発表されていたイメージイラストは光系統のパラディン(光光)。パラディンは必殺技が全体攻撃の閃光剣があるものの、それ以外に使い所が無い。一方、ソードマスター(光闇)は必殺技が単体攻撃になるものの、ヒールライトの全体回復が可能になり、比較すると実はソードマスターの方が性能が良かった(という話を友人から聞いた。攻略本等では無かったところが当時らしい)。最終的にキャラクターは攻撃特化、回復特化にしてバランス型のキャラクターを作らなくなり、獣人化したケヴィンの多段攻撃の初期必殺技を多様していた。今になってスーパーファミコン版の動画等を見ると、キャラの必殺技の演出は格好良いと思う。

スーパーファミコン版の聖剣伝説3のプレイ後、バグだらけのスーパーファミコン版の聖剣伝説2をプレイした結果(バグで進められなくなり、その後にiOS版の聖剣伝説2をクリアした。聖剣伝説2もシナリオは割と細かい内容だった)、武器種によるアクション性等が聖剣伝説3には無かったことが判った。これは発売直後のゲーム雑誌でも指摘されていた。実際、聖剣伝説3は敵の側に近寄ってボタンを連打していた。その点に鑑みると『聖剣伝説 Legend of Mana』の戦闘は横スクロールであるものの、武器種や攻撃方法、アビリティ、敵の動き等からアクション性があるゲームだと言える。なお、下記の記事を読んだところ、そもそも聖剣伝説はアクションRPGではなくモーションバトルを謳っていたという。

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