2023年4月2日/在りよう

3月に聴いた音楽をブログにまとめる時間が掛かった。


友人に勧められ「すずめの戸締まり」について話し合われている文化系トークラジオLife「文化系大忘年会2022 Part5」のポッドキャストを聴いた。数年振りの視聴になる。同番組の初期クルーである津田大介氏も久々に参加していたらしく「Lifeってこういう番組だったな」との発言に笑って共感した。今では毎回の司会をしていないらしいものの、Charlieこと鈴木謙介の話の切り分けやまとめる力に改めて感心してしまった。「すずめの戸締まり」は未だ考えることがあり、観て良かったと思う。
www.tbsradio.jp


絹田村子「数学であそぼ。」、wako「サチコと神ねこ様」、山田鐘人(原作)アベツカサ(画)「葬送のフリーレン」の新刊を読む。「葬送のフリーレン」は黄金のマハト編が長編になっている。本巻で終わると思っていた。


近藤康太郎「三行で撃つ」を読んだ。副題は「〈善く、生きる〉ための文章塾」。文章を書くことが生き方に繋がるという考えの下、文章の書き方が指南されている。本書を読み終え、意識してブログを書いている。お陰でこれまでの冗長な文章は減ったと思う。本書を念頭に紋切り型の言葉を選ばないようにするだけで考える時間が増えた。読了後に「百冊で耕す」が出版されていることを知った。


スティーブン=スピルバーグ監督「フェイブルマンズ」、庵野秀明監督「シン・仮面ライダー」を観た。どちらも作品に没入できず、自分の感性を疑うことになった。フェイブルマンズは映画を撮ること、撮らないではいられないことについて、スピルバーグの思想が明らかにされている。「シン・仮面ライダー」は面白く無いと思った。しかし原作を途中まで観てから臨んだ「シン・ウルトラマン」は面白かった。もしやと思い、You Tubeで無料公開されている初代仮面ライダーの1~2話を観た。やはり、原作を視聴の有無で印象が違う。仮面ライダーがそこに立ち、ジャンプをするとそこにいる理由、答えは初代仮面ライダーにあった。つまらないと感じた原因は教養不足だった。煩わしいと思われても言う。初代仮面ライダーの1~2話だけでも観て映画を楽しめ。私は4話まで観た。なお98話まである。


料理研究家リョウジのトマトパスタの作り方を参考にフライパン1つでスパゲティーを作っている。私は鷹の爪、にんにく(チューブ入り)、ひき肉、塩、カレーパウダー(ひき肉の臭みの除去を目的としている)、生姜(チューブ入り。これはお好み)、トマト缶のカットトマトを炒め、コップ2杯半程度の水を入れてパスタを煮詰めている。洗い物が少ない。パスタとソースが分離しない。味が染みる。美味い。


終わった仕事にクレームが2件連続で入る。悪いことは続くものである。これからも客の心をえぐり引き裂く仕事を心掛けて生きたいと思う。