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メカゴジラの逆襲

本多猪四郎 (本編)中野昭慶 (特撮)監督作品『メカゴジラの逆襲』を観た。
ゴジラメカゴジラ、チタノザウルスが登場。

ゴジラに破壊され爆発、スペースチタニウムを飛散させ海に沈んだメカゴジラを回収するべく調査する潜水艦。しかし潜水艦は「恐竜」という言葉を残し消息を断つ。海洋学者の一之瀬は潜水艦の調査をするなか「自ら発見した恐竜をコントロールする。」として学会から異端視され追放された真船博士の研究に手掛かりがあるのではと考える。
一之瀬が真船博士の屋敷を尋ねると博士の娘である桂が現れ「博士は死にました。」と語る。しかし博士の研究に感銘を受けた一之瀬は桂と出会いを重ね好意を抱くようになる。しかしその一方で真船博士は人類への復讐の為ブラックホール第3惑星人と手を組みメカゴジラを蘇らせようとしていた。また娘の桂はチタノザウルスのコントロール実験中に不慮の事故で死んでおり、ブラックホール第3惑星人によって蘇ったサイボーグだった。
チタノザウルスが東京に上陸。これにゴジラが現れ対決を始める。一方、一之瀬からチタノザウルスのコントロールを妨害する超音波装置について聞いた桂は思い悩んだ末、ブラックホール第3惑星人の説得によりこれを破壊。インターポール捜査官たちに追われ命を落とす。またチタノザウルスも海へ引き返してしまう。ブラックホール第3惑星人は桂にメカゴジラのコントロール装置を埋め込み再度復活させる。また潜水艦に乗っていたインターポール捜査官がブラックホール第3惑星人の手から脱出して射殺されてしまうものの、捜査によって秘密基地が明らかになりつつあった。
メカゴジラとチタノザウルスが横須賀に上陸、破壊活動を開始、インターポールの捜査が及ぶと同時にブラックホール第3惑星人の秘密基地は爆破されてしまう。メカゴジラとチタノザウルスが街の破壊をするなか、逃げ遅れた子どもの助けを聞いたかの如くゴジラが現れる。チタノザウルスの背びれから発せられる暴風とメカゴジラの圧倒的な火力を前に苦戦を強いられ、メカゴジラのフィンガーミサイルでゴジラは地中に生き埋めにされるのだった。
他方、一之瀬は真船博士の屋敷にてブラックホール第3惑星人に捕まり、真船博士と対面。「何もか遅すぎた。」と博士は語る。縄から抜け出した一之瀬、そしてそこに現れたインターポール捜査官たち。博士が撃たれ逃げ出すブラックホール第3惑星人たち。一之瀬は負傷した桂を抱き寄せ「サイボーグであっても君が好きだ。」と告白。一方、桂はメカゴジラのコントロール装置が自分に埋め込まれている事を告白、私を壊してと一之瀬に願う。しかし出来ない一之瀬に桂は自らコントロール装置に向けて銃を発射するのだった。
補修された超音波装置でチタノザウルスが苦しみ、メカゴジラもまたコントロール装置が破壊で行動不能になる。ゴジラメカゴジラを破壊。逃げようとするブラックホール第3惑星人の円盤を破壊した後、チタノザウルスにとどめを刺し海へ帰っていくのだった。

『ゴジラ対メカゴジラ』の続編。。本作の題名は「ゴジラ」の続編である「ゴジラの逆襲」を踏襲したものだろう。理解されないマッドサイエンティスト、サイボーグとの叶わぬ恋を扱っている為か作品自体暗い雰囲気を纏ったものとなっている。また潜水艦の乗組員が喉を潰され労働させられているというのも絵的に痛々しい。チタノザウルスはウルトラマン辺りに出て来そうな華奢な感じだが元は海に住む恐竜なので致し方無い。メカゴジラはフィンガーミサイルが強烈な上、前作の反省を活かして顔をゴジラにもぎ取られてもレーザーを発射するという往生際の悪さである。敵役はこうでなくては。一方、ブラックホール第3惑星人は地球征服の為に相当期間地球で暗躍していた事が発覚する訳だが、最後までインターポールにやられっ放しの印象。

さて昭和ゴジラシリーズを見終えた。人に勧めるならやはり『ゴジラ』『ゴジラの逆襲』、続いて『モスラ対ゴジラ』『ゴジラ対ヘドラ』『ゴジラ対メカゴジラ』、そして本作『メカゴジラの逆襲』だろうか?
平成ゴジラシリーズ、ミレニアムゴジラシリーズ、今年上映されたハリウッド版ゴジラを観終え、関連書籍も読んで、今年はゴジラ三昧だった。話によれば東宝は日本版ゴジラの制作を決定したという。過去のゴジラシリーズを越える作品になるのかは判らない。しかし今ゴジラを使って描ける事は日本に必ずあり、それさえ描ければ成功出来るだろうと期待している。