2015年2月12日

朝からモーニング娘。のラブレホリューションを歌ってめっちゃテンション上がるわ~。スマフォの電波はバリ三、あそこもバリ三、今日も絶好調、シャワーを浴びてキッチンで裸で踊ろう、独りで輪になって踊ろう、Oh,Oh,tomorrow never knows. モーニング娘。からMr.Childrenという一九九〇年代からニ〇〇〇年代が俺の魂に火をつけた。「序盤、中盤、終盤、隙が無いと思う。身体が躍動する俺のダンスを皆に見せたいね。」そう語ると彼は露わになった陰茎を手で掻き回しながらその場を去っていた。

ある坂道。それは遠い日のどこかで見た事のある、名前の無い坂だった。警官なのか自警団なのか、その坂道をカートに乗って降り、カートで上がろうとすると前方からバイクが走ってくる。この坂道のルールを犯す新参者だろう。俺はカートを止めて仲間たちの様子を見守る。

目覚めてすぐに布団を出れば良いのは判っているのだがそうは問屋が卸さない。七時をまわったところで布団から這い出し台所で一服する。換気扇を止めないまま眠ったので台所は冷え切っている。親指の関節の皮がめくれ炎症を起こしているのに気がつく。子どもじゃないんだからと思いつつ、煙草の火を消しシャワーを浴びる。一日剃らなかった髭を剃り、身体を拭く。

公園で陽を浴び煙を纏う。片手でペットボトルの蓋を開けると圧力で水が溢れていく。事務所に向かっていると遠くから後輩の姿を確認する。驚かしてやろうとエレベーターの前で隠れていたのだが他の先輩社員が来たので諦めてそろそろと出て行く。

筋肉痛の身体をほぐす。喫茶店で女性が雑誌を開く。小顔のハンサムな男がスーツやラフな服装に身を包みポーズを決めている。

帰りに本屋に寄る。コンビニで金を卸すが貯金が無い。たぶん今も無いし将来も無いし過去も思い違いかもしれない。序盤、中盤、終盤、隙が無いと思う。

序盤、中盤、終盤、隙が無いと思う。