2014年12月29日

二度寝から目覚める。雨音が聞こえるが雪では無いらしい。シャワーを浴び着替えるなか靴下を何処に置いたか忘れ、片一方履いた靴下を脱ぎ、別の靴下を履く。自宅を出たところで財布が鞄に入っていない事に気がつき鍵を開ける。そんな事を繰り返してやっと自宅を出る。イヤフォンの音楽は何故か序盤で次の曲に飛ぶ。スマートフォンの電源を入れ直しやっと正常に再生される。

巨大な屋敷までの回廊の階段に腰掛け、暗闇のなか網戸を開けたり閉めたりしている。評論家が小さな子どもを連れてやってくる。俺は彼等を連れ屋敷の扉を開ける。暗闇のなか屋敷に光が灯ると近くの建物の灯りが消えて行く。扉から飛び出した光源の落ちた先にはクッキーの塊。アニメの中にいた女性のメッセージ。小さな子どもは「彼女は本当に居たんだ!幸せになったんだよ!」と大きな声を挙げている。少し離れて屋敷を眺めると建物の上にPIXARのロゴが表示される。辺りは暗くなりアニメからホラーへ。井戸に触れていなければ悪魔に取り憑かれるのだ、脚のない黒衣が迫る。

電車に人は少ない。年末年始の休みが始まっている。小さな子どもを連れた親を見掛ける。ところで猛烈に糞がしたいのは年末と関係があるだろうか?もちろん全く関係無いのだろうが年末だろうが何だろうが便意は不変である。

年末の客先。電話が鳴っていない。

昼食に喫茶店に入るものの財布に二百円しか無い事を忘れていた。昼のコーヒー一杯。味わって飲めという事だろうか。

明確な意志表示。身体は常に心音で波打っている。

会社の飲み会が思いのほか面白く長居してしまった。後輩たちの思わぬリアクションが楽しいと思う。

帰り道、路地で中年の男女が接吻しているのに出くわす。

西の空に半月を見掛ける。