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2015年3月9日

観光バスに待機している女性バスガイドが窓際でスマートフォンを覗き込む。

おそらくワールドネバーランドをプレイしている。他のプレイヤーを攻撃して倒すと、目の前に座る見知らぬ女性プレイヤーが「ずるいよー」と言う。確かに溜めの入らない小刻みな攻撃で倒したのは事実だ。疲れを取る為、自宅に戻ろうとキャラクターを操る。自宅に入り石柱に祈りを捧げると疲れから回復する。女性は「いいなぁ」と話す。最後まで女性はこちらを振り返らなかった。

駅構内の隅に置かれた缶チューハイの在り方。そっと、しかし、限りなく主張する事。

髭面の建築士が図面を折り畳み鞄に押し込む。

公園のベンチで一服していると、遠くの出入口で煙草を吸っている人が見える。こちらが一服を終えて事務所に向かうと、あちらも事務所方面に向かう。事務所の前で鞄の中を確認しているのを見て同僚だと判る。はて、煙草は辞めたと話していたはすだがと思い、もう少し自分の事だけで無く、周りの様子に注意を配る必要があるなと思うのだった。エレベーター前で顔を合わせ、悩みでもあるのか尋ねると「耳鳴りがする。」と笑っていう。

喫茶店で会計を済ましていると「~店から来ました。」と若い男性がいう。どうやら傘をしまうピニール袋のお裾分けして貰う為に来たらしい。

同僚に朝何をしていたのか尋ねると「少し早く着いてしまったのでコンビニで買い物をしていただけです。」と応える。

若干体調が悪いものの、具合が殊更悪く無い為にどうになってしまっている。仕方無く帰りに薬局に寄りティッシュと漢方薬を買う。

ポストを覗くと郵便物が届いている。確認すると姉の結婚式の招待状だった。

外から雨音と猫の鳴き声が聞こえる。

シャワーを浴びると力が抜けるのが判る。果たして明日には体調が戻るだろうか。