2020年11月の音楽

Autechre『PLUS』

PLUS

PLUS

  • Autechre
  • エレクトロニック
  • ¥1528

Autechre『Amber』

Amber

Amber

  • Autechre
  • エレクトロニック
  • ¥1375

Risa Takeda『trois』


Pandu (Harsh-Noise), 小埜涼子 Ono Ryoko (alto saxophone)『NEWDUO series 020』


Fujikake Masataka 藤掛正隆 (Drums, Electronics ) Ono Ryoko 小埜涼子(alto saxophone).『NEWDUO series 021』


Casimir Liberski (Piano, Electronics) , 小埜涼子 Ono Ryoko (Alto Saxophone)『NEWDUO series 022』


The Orb『COW / Chill Out, World!』

COW / Chill Out, World!

COW / Chill Out, World!

  • The Orb
  • エレクトロニック
  • ¥1528

『Kankyō Ongaku: Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980-1990』


猫 シ Corp. & t e l e p a t h テレパシー能力者『Building a Better World』


vardan ovsepian『Dreaming Paris - Theme and Variations』

2020年10月の音楽

Alex Tiuniaev『There On Earth』

Alex Tiuniaev - There On Earth cover

Blank Banshee『Blank Banshee 1』


Blank Banshee『MEGA』


Blank Banshee『Metamorphosis』


Autechre『SIGN』

SIGN

SIGN

  • Autechre
  • エレクトロニック
  • ¥1528

2020年9月の音楽

Clarice Jensen『For This From That Will Be Filled』


Clarice Jensen『Drone Studies』


Sweet Herringbone『After Ten』

2020年8月の音楽

Christina Vantzou『Multi Natural』


more eaze & claire rousay『</3』


G.S.Sultan『music for a living water』


Okkyung Lee『Yeo-Neun』


Julian Shore『Where We Started』


Photay『Onism』『Waking Hours』



Clarice Jensen『The experience of repetition as death』


Brian Eno『Ambient 1 Music For Airports』『Ambient 4 On Land』

Ambient 1: Music for Airports

Ambient 1: Music for Airports

  • ブライアン・イーノ
  • エレクトロニック
  • ¥917
Ambient 4: On Land

Ambient 4: On Land

  • ブライアン・イーノ
  • エレクトロニック
  • ¥815

Brian Eno,Harold Budd『Ambient 2 The Plateaux Of Mirror』

Ambient 2: The Plateaux of Mirror

Ambient 2: The Plateaux of Mirror

  • ブライアン・イーノ
  • エレクトロニック
  • ¥1528

2020年7月の音楽

Craig Taborn Trio『Chants』

Chants

Chants

  • Craig Taborn Trio
  • ジャズ
  • ¥1630

吉田隆一、石田幹雄『霞』


加藤雅史、小埜涼子『NEWDUO series 019』


Avishai Cohen『Cross My Palm With Silver』『Playing The Room』


Playing the Room

Playing the Room

  • Avishai Cohen & Yonathan Avishai
  • ジャズ
  • ¥2139

jaimie branch『FLY or DIE』『FLY or DIE II : bird dogs of paradise』



Field Works『Ultrasonic』


秋元修『相違/現在地』『差異/現在地』


Tokyo Zawinul Bach Reunion『20th Anniversary Live』


2020年6月の音楽

Shai Maestro『The Dream Thief』


Daysuke Takaoka『sizen concrete 2』


Blaer『Yellow』


Jeff Parker『Slight Freedom』


Joshua Abrams & Natural Information Society『Mandatory Reality』


Yoshida Tatsuya,Ryoko Ono『NEWDUO series 018』


武田理沙『2020.3.10/Improvisation SoloLive』『2019.9.28/Solo Live @ Fu-chi-Ku-chi』



Eddie Gale『Black Rhythm Happening』『Eddie Gale’s Ghetto Music』

Black Rhythm Happening

Black Rhythm Happening

  • エディ・ゲイル
  • ジャズ
  • ¥815
Eddie Gale’s Ghetto Music

Eddie Gale’s Ghetto Music

  • エディ・ゲイル
  • ジャズ
  • ¥1120

2020年5月の音楽

川下直広『1974』『19/11/25バレルハウス』『19/11/27バレルハウス』

Daysuke Takaoka『斧琴菊 yokikotokiku』『WELTKLANG』『MEGIXIMA』『sizen concrete 1』





Akito Tabira / Shuta Hiraki『Sprout and Phantom - 芽と幻』


Shuta Hiraki『The Blessing From Wiring』


美川俊治、小埜涼子『NEWDUO series 017』


Maciej Obara Quartet『Unloved』

Unloved

Unloved

  • Maciej Obara Quartet
  • ジャズ
  • ¥2241

Bobo Stenson『Goodbye』

Goodbye

Goodbye

  • Bobo Stenson, Anders Jormin & Paul Motian
  • ジャズ
  • ¥1630

Jakob Bro『Gefion』


Ryoko Ono & Rogier Smal『WOOD MOON』

Keith Jarrett『Radiance』

Radiance

Radiance

  • キース・ジャレット
  • ジャズ
  • ¥2241

Avishai Cohen Big Vicious『Big Vicious』

Big Vicious

Big Vicious

  • Avishai Cohen & Big Vicious
  • ジャズ
  • ¥1935

2020年4月の音楽

Lazar Berman『Liszt:Années de Pèlerinage』

Liszt: Années de pèlerinage

Liszt: Années de pèlerinage

  • ラザール・ベルマン
  • クラシック
  • ¥2241


Yumiko Morioka『Resonance』


Masayasu Tzboguchi with Marty & Masato『 α Station Jazz Week Program』


Masayasu Tzboguchi & Hiroki Chiba『Soundscape of Electronic and Acoustic』

Masayasu Tzboguchi TRIO『Autumn in Tokyo』


Masayasu Tzboguchi & av4ln『Improvisation on December 7, 2019』


Daysuke Takaoka『GYRO』

2020年3月17日/令和2年の水曜日

長野県での仕事を終え、予定通り直帰することにした。帰りに一度行ったジャズ喫茶に寄ることにしたが、最寄駅の路線である西武新宿線が人身事故で停まっていることを知る。
新宿でミッドサマーでも観るべきかと上映時間を確認するとディレクターズカット版まで上映されていた。ディレクターズカット版を観るべきか等と考えていると制服姿の高校生と私服の中学生が電車に乗り込んで来た。イヤフォン越しに会話が聴こえ、ふと、その中の1人と目が合った。何の感慨も無さそうな目にも関わらず、私はそこに憐れみを読み取れそうな気がした。一方で私も若さ故の奢りに苦虫を潰しつつも羨望の眼差しを送っているのではないかと思われた。

中学生の前の座席が空き、互い互いに席を譲り合っている。池袋駅に到着すると空いた座席に中学生たちが座り、目が合った高校生が「座れねえのかよ」とぼやく。スマートフォンの中では半年間鍛え上げられた戦士たちが戦いに明け暮れている。よく見ると私と同じように電車に乗ってゲームを起動させている人がいるらしい。強敵を倒した彼が表彰台に登るのを2回見ることになった。

高田馬場駅を過ぎる。

新宿駅で中央線に乗り換え、中野駅を目指すなか、会社の携帯電話が鳴る。携帯電話を見ると客先からだった。今日何度も電話を掛けているが、担当者と未だに話すことができていない。鳴り続ける携帯電話を片手にうんざりする。中野駅で電車を降り、電話をかけ直したところ、やはりうんざりする内容だった。

溜め息をつきながら喫茶店を目指す。気分を変えようと思う。音楽を聴けば気分が変わる。気分が変わっても明日に待ち受ける現実が変わる訳では無いことは判っている。

2020年3月の音楽

Stefano Battaglia Trio『In The Morning - Music Of Alec Wilder』

In the Morning - Music of Alec Wilder

In the Morning - Music of Alec Wilder

  • Stefano Battaglia Trio
  • ジャズ
  • ¥1630


Oded Tzur『Here Be Dragons』

Here Be Dragons

Here Be Dragons

  • Oded Tzur
  • ジャズ
  • ¥2139


Jeff Parker『Suite for Max Brown』


Javier Areal Velez,Ryoko Ono『NEWDUO series 016』


Shuta Hiraki『Voicing In Oblivion』


Uchihashi Kazuhisa, Ono Ryoko『Loop Heaven』


Charles Rumback『Cadillac Turns』


Akiyama / Field / Vidic『Interpersonal Subjectivities』


rakish『Drifting Sands』


Nine Inch Nails『Ghosts V:Together』


Nine Inch Nails『Ghosts VI:Locusts』


Nik Bärtsch's Ronin『Randori』


Chicago Underground Quartet『Good Days』

2020年2月の音楽

Julian Lage『Love Hurts』

Love Hurts

Love Hurts

  • ジュリアン・レイジ
  • ジャズ
  • ¥1528

Masayuki Takayanagi『Lonely Woman』

ロンリー・ウーマン

ロンリー・ウーマン

猪居亜美『MEDUSA』

MEDUSA

MEDUSA

  • 猪居亜美
  • インストゥルメンタル
  • ¥2241

Avishai Cohen『Into The Silence』

Into the Silence

Into the Silence

  • Avishai Cohen
  • ジャズ
  • ¥1630

2020年1月の音楽

Flying Lotus『Flamagra』

Flamagra

Flamagra

  • フライング・ロータス
  • エレクトロニック
  • ¥1528


Flying Lotus『Until the Quiet Comes』

Until the Quiet Comes (Japanese Edition)

Until the Quiet Comes (Japanese Edition)

  • フライング・ロータス
  • エレクトロニック
  • ¥1528


Plastic Dogs『GROWL』


Антон Пономарёв(sax), Ryoko Ono(sax)『NEWDUO series 015』

2020年1月9日/2019年の出来事

夏の終わりの夕立。アメダスの動きを確認して帰り時間を決める。

台風19号の通過後、減量の為に運動と食事制限を始める。

橋の上で語り合う男女をランニングの往路と復路で見掛ける。この男女にとって秋の夜の橋の上の出来事は長く短い人生にどんな意味を持つことになるのだろうか?

公園の広場で音楽を流しながら飲食を楽しむ女性を見掛ける。女性たちにとって秋の夜の酒盛は長く短い人生において、どんな意味を持つのだろうか?

事務員の女性が退職した。

2週間のランニングと筋トレの後に4日間の休みを取った。右大腿部の内側を痛めた。

細い三日月を目指す東北道の帰り道。佐野インターチェンジで佐野ラーメンを食べる。

言葉にしなければ存在しなかった事と変わりない。ここ2、3ヶ月が失われてしまったに等しい。そこで仕事の予定表からここ数ヶ月を振り返ってみようと思う。結局仕事について語ることになってしまっている。なお、その後に予定表のデータが確認出来なくなるトラブルがあり、ここ2、3ヶ月は仕事も含めて記憶を頼りにするしかない状況となっている。つまり、それは存在しなかった事と変わりない。

6月は以前の職場の先輩と一緒に仕事をすることになった。再会を喜び狭い世界だと苦笑いをした。また、ニュースになっている仕事もしたのだが、この件は話を聞くのに疲労した。加えて、河口湖にも行っている。河口湖は外国人の旅行者が多く、ほとんどの人が高速バスを使用していた。確かにキャリーケースを抱えての旅行はバスの方が利便性が高いだろう。更に温泉街の先の山に向かうため峠越えもしている。

7月は九州に行った。レンタカーの予約が別日に指定されており、空港で冷や汗をかいた。後は関東を電車で移動する単発の仕事を複数件こなしている。

8月はほとんどデスクワークをしており、遠出は避暑地での日帰りの仕事のみである。その割に全く余裕が無かった。

以上の仕事に関して書き綴る内に仕事以外の事も思い出した。

7月は珍しく家族が集まって中華料理店で食事をした。

2019年12月の音楽

12月以降に音源を購入して聴いた。
なお、11月は特に新たな音源の購入等は無い。
ちなみに今年一番聴いたのはColin Vallon TrioのECM3部作だったと思う。一生聴けると思う。

武田理沙『Meteoros』

Meteoros

Meteoros

  • 武田理沙
  • ロック
  • ¥2139
武田理沙のセカンドアルバム。インストゥルメンタルから歌モノになった。そしてより自由になったという印象。


沢村満『夏の波の思い出』

夏の波の思い出

夏の波の思い出

  • 沢村満
  • インストゥルメンタル
  • ¥1681
濱瀬元彦の作品がリリースされているレーベルの音源を試聴。環境音楽とされているがどちらかといえばジャズ寄りか。


越智義朗『Natural Sonic』

Natural Sonic

Natural Sonic

  • 越智義朗
  • インストゥルメンタル
  • ¥1681
同前。どちらかといえば、リズム寄りか。


Nine Inch Nails『Ghosts I-IV』

Ghosts I-IV

Ghosts I-IV

  • ナイン・インチ・ネイルズ
  • オルタナティブ
  • ¥1528
エドワード=スノーデンを扱った作品を読むなか、ローラ=ポイトラス監督のスノーデンの暴露を追ったドキュメンタリー映画「シチズンフォー スノーデンの暴露」のエンディングテーマで知る。なお、エンディングテーマで使用されていたのは「20 Ghosts III」となる。


Keith Jarrett『Vienna Concert』

Vienna Concert

Vienna Concert

  • キース・ジャレット
  • ジャズ
  • ¥1630
喫茶店で聴く。店主曰く「丁度よい」音楽とのこと。


Ricardo Villalobos『RE: ECM』

Re: ECM

Re: ECM

  • Ricardo Villalobos & Max Loderbauer
  • ジャズ
  • ¥2241
ドイツミニマルテクノのリカルド=ヴィラロボスがECM作品を素材に再構成したもの。

高い城の男

フィリップ=K=ディック著、浅倉久志訳「高い城の男」を読んだ。

本書は以前から購入していたものの積んドル(Kindleで購入しているが読んでいない状態)だったと記憶している。しかし、ピーター=トライアス著「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン」の発売を受け、歴史改変小説ということで「高い城の男」が言及された。その機会にようやく読み始めたという訳である。なお、「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン」は読んでいない。

枢軸国が第二次世界大戦に勝利し、アメリカ合衆国はドイツと日本の分割統治により3つの国に分断されていた。そしてアメリカ人の間では高い城の男なる人物が創作した連合国が第二次世界大戦に勝利した歴史改変小説「イナゴ身重く横たわる」が流行していた。また、登場人物の一部は物語内で流行している易経を指針に行動している。

本書を読んだものの、夢中になって読むということは無かった。おそらく私の読解力や解釈が凡俗なためなのだろう。

アメリカ人の美術商がアメリカ人が作成した装身具にアメリカ人として自信を見い出すところは興味深かった。やはり敗戦というものは個人のアイデンティティに影響を及ぼすということなのだろう。翻って実際に敗戦国を生きる私に日本人というアイデンティティがあるのかと問われれば当然あると思われるが、そういうものは試されて初めて現出する類のものだとも思う。ここでいう試すとは実際に国外の人と話したり、外国との比較で発生することを指すのだけれども、私生活で国外の人と話すことはまずほとんど無い。仕事ではまれに話すことがあるものの、そこまで込み入った話をするには至らない。例えば日本は素晴らしいよねと言われれば嬉しく思う反面、指摘された以外の点を思い出し、それを敢えて語らない私は苦笑いを浮かべていることだろう。また、日本が好きだという具体的な感想を持っているかと問われればそれも怪しい。ただし、否定されれば苛立つこともあろう。加えて、日本に対する感情と日本政府に対する感情はまた別である。
以上のように結果的に私は自国に対する具体的な感情や思いを考えるということは特にしていない。そういったことが本書に対して凡百な読みしかできなかった要因の一つではないかと思われる。

高い城の男

高い城の男

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上 (ハヤカワ文庫SF)

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上 (ハヤカワ文庫SF)

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下 (ハヤカワ文庫SF)

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下 (ハヤカワ文庫SF)