誰も寝てはならぬ 11巻

 『誰も寝てはならぬ』11巻を読む。
 果たして物語はどのように動き出すのだろうか、いつも思っているのだが、特に今回は動き出しなし。しかし段々『大阪豆ゴハン』と内容がかぶっていく気がする。
 しかし最近思うのだが、作者サラ イネスは哲学を学んだ、もしくは興味があるのだろうか。というのも『大阪豆ゴハン』では霊感の強い女を、フランス思想の研究者(先生?)と結婚させていたし、『誰も寝てはならぬ』では亜美さんは哲学科卒業だし、ゴロちゃんの会社から抜け駆けした人たちの会社名はスタンザルノミサだったし…。単に趣味なのだろうか。
 しかしオレもプチブルジョワ的な生活がしたい、心底そう思う。


誰も寝てはならぬ(11) (モーニングワイドコミックス)

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明るい部屋―写真についての覚書

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