2018年1月2日/年の瀬の光景と新年の行動

乗り換えた電車で女性が座席に横になって眠っている。以前にも同じような光景を見たことがあったなと思う。

今年で約10kgの体重の上昇があったため、上司と共に年末に向けて減量を目標にしていたのだが三日坊主となり、体重が約3kg増えるという残念な結果になった。やはりジムに毎週通わなくなったことが大きい。問題は持ち前の怠惰さが前面に出ていることだろう。

今村昌弘の「屍人荘の殺人」を事前の仕込み無しで読んだのだが、クローズドサークルになる理由が本書を手に取る前の予想と一致していた状況だったため、面白さが半減したことは否めない。その後、新本格ミステリーというジャンルに興味が湧き、その元祖となる綾辻行人の「十角館の殺人」を読んだ。このまま館シリーズを全巻読破したい気分である。

仕事を納めた翌日の時間を睡眠に注いでしまった。

大晦日に起きると会社から支給されている携帯電話が鳴った。今年は仕事ばかりの1年だった。

大晦日は友人と年越し蕎麦を食べることになった。去年は深大寺の蕎麦となり、今年は麻布十番の更科蕎麦を食べた。行列に並ぶのは苦行だが店内で飲む熱燗は最高である。

2軒目の蕎麦屋の行列で先に並んでいたところ、目の前に並んだ家族が居た。その姉妹の一方がスマートフォンでドラマを観ていたところ、「パケットの無駄じゃん」ともう一方が咎め始めた。これに対して「えっ、皆50ギガずつでしょ。自分の経験を言われても…」と一方が返答したところ「お前は黙ってろよ」ともう一方が睨み返す。その後、家族のスマートフォンのパケット量の確認が始まる。年末の微笑ましい家族の光景に思わず笑ってしまう。

大抵大晦日の夜はさっさと寝てしまうのだが、今回は人の勧めもあり、近所の神社に初詣に行くことにした。境内に入ると出店の机で新年を祝う参拝客で溢れていた。人混みの中で過ごしていると若者のはしゃぎ振りが微笑ましいと同時に気分が冷めていった。このような心境をカラオケ店で年末休み無く働く友人に説明したところ「俺は年明け早々から酔った若者を相手にして来たんだけどな」とのことであった。

手を合わせども願掛けすることは無い。

スター・ウォーズ 最後のジェダイを観た。シナリオが不味過ぎなのではなかろうか。途中からその場面のみ楽しむように心掛けることにした。

年賀状が届いていた。

パソコンに向かってブログを更新する作業を続けている。