2015年2月19日

コタツで寝てしまう。

地下連絡通路に人が集まっている。壁際に並んだ人々を押し退け消防隊が防火扉の点検をしている。その後、衣装を着飾った鼓笛隊の行進が始まる。俺の隣に立っていた知的障害の中年男性は演奏に夢中になり行進の列に加わる。更に後輩も加わり俺に列に加わるよう声を掛ける。

パイドパイパー、同性愛、多神教、災害、etc.

目の前に立った女性の隙の無さが美しい。隙があれば可愛いと俺は言うだろう。勝手なものだ。ハンドクリームを手に塗る。その手の下にお腹の膨らみ。結婚指輪は無い。目の前から姿を消すとコートを纏ったカクシャクとした老婆だけが残る。

昔、ジャージを履いた女性教諭のお腹の膨らみに気がついた同級生が「先生、赤ちゃんが出来たの?」と尋ねた。この同級生は兄弟に女性がいなかった。俺は事を察したのだが同級生が更に「赤ちゃんをつくる準備でもしているの?」と言う。この同級生はどこまで判って尋ねているのだろうと疑問に思った。女性教諭は微笑んでいたが、その質問に応えたのかは今となっては思い出せない。

Brad=Mehldau、Mark=GuilianaのMEHLIANA「Taming the Dragon」を聴いている。キーボードが心地良い。