2014年12月9日

まだ何も起こらない、起こることも無い。そんな印象を受けるのだが、気がつけないという認識一般の限界である以上、近い未来に、驚く事と自らの能動的であれ受動的であれ選択の結果であると思うのだろう。

肉じゃがの匂いがするコートに身を包んだ男性。

急ぎ書類を届けるよう依頼があったり、変な電話を取ったりと慌ただしい。なんか師走っぽい。そしてこんな時こそ落ち着きたい。

「すいません。トイレに出て来たのに入館証をデスクに忘れてしまって…開けられます?」笑って入館証をかざしドアを開ける。

自分自身を第三者のように客観的に見る事が出来る、それがゴルゴ13の最大の長所であり強みであるという。これがフィクションであるという点が重要だ。つまりそんな人間は存在しない。どこかに我が入り込み甘さを生む、そして人間らしさとはこの我なのだ。緊迫した世界情勢を彼の視座から見つめる事は歴史の教科書を紐解く事と変わりない。