2014年12月8日

朝が寒い。エアコンを使うしか無い。フィルターを掃除したい。それは昨日すべき事では無いか。何とか布団から這い出しシャワーを浴びる。そして相変わらず時間が無い。着替えて自宅を出る。

電車は先を行く。遅れて来た電車を待っていると髪の毛の中にゴミを潜ませた女性。頭にゴミが付いていますよとさり気なく言えば良いだろうか、しかしあれはゴミだろうか。座席に座り電車の発車を待つ。油に溶けたトマトと香辛料の匂いが満ちる。ワンルームに住んでいれば避けられない衣服への匂い移り。怪訝な目つきで前に座った男性を見上げる女性。

「~と申します。採用担当の~いらっしゃいますか?」噂の高学歴新規採用者らしい。しかし採用担当とは偉いものだなと上司を呼ぶも「判っている。」というジェスチャー。大きな声で皆に聞こえるように言ってやりたいところだ。

思いのほか仕事が多く残業しながらウンザリしていると上司から飲みの誘い。日本酒で気持ち良くなるなか、客先との関係や注意点の説明があり酔いながらも目が醒める思い。しかし他のグループの後輩を誘い出したのにも関わらず喋る機会を設けてやらず俺が俺がといつも変わらない話に持ち込むのは勿体無いと思う。

前々から思っていたのだが、二千年代以降に古代ギリシャ語を冠して発足した会社にはロクなものが無いという印象である。おそらくデフレの中で発足したという事情もあるのだろう。