2014年11月29日

午前五時十五分の起床。目覚ましより早く起きる。少しぼんやりした後、シャワーを浴び着替える。山に登るが適当なバッグが無い為、ビジネスバッグで行く事にする。

コンビニに寄りお金をおろしおにぎりと飲み物を買う。

駅の方角からやってくる女性たちは夜の蝶。

メールが入る。お得な切符があるらしい。電磁カードで改札を抜けようと思っていたところだったが切符を券売機で買う。

朝帰りと起き抜けの人々が放つ臭い。

明治大学ラクロス部の女性が足の間に荷物を挟み眠る。片側にはラウンドワンの景品の大きな人形を床に起き眠る若い女性。山登りの態を成した老夫婦が横に座る。

北野駅にて高尾山口行きに乗り換える。ラウンドワンの景品を持った女性は男たちと明大前、明大ラクロス部の女性は聖蹟桜ヶ丘で降りて行った。

そばかすが顔に散った女性が可愛らしい。山田で降りて行った。

高尾山口に着くが周りの格好に比べ自分の軽装振りに萎える。何より寒い。

上司二人と合流し高尾山へ登る。紅葉と空気が気持ち良く、愚痴と下ネタで盛り上がる。天気は残念ながら良くは無い。

山道には地蔵や石碑が多く見られた。天狗の銅像が勇ましい。

霧が立ち込め始めた。

山頂の周囲は霧で塞がれ何も見えない。コンビニで買ったおにぎりと売店で買った甘酒が美味い。

下山中に雨が降り始め濡れる。ケーブルカーに乗ろうとするも雨で列が出来ている。

ケーブルカーから雨に濡れた紅葉を垣間見る。自然の赤が美しい。

びしょ濡れのままトリックアート美術館へ。トリックアートに対して卑猥なポーズを決め写真で撮られ続けた。美術館を出ると雨が上がっている。温かいカフェオレが美味い。

自宅に戻りシャワーを浴び知らぬ間に眠る。

午後二十時に目覚め友人のメールに気がつく。約束の時間に遅刻していた。慌てて着替え自宅を出る。

友人と合流し飲屋街に入る。日本酒が飲みたいという友人と共に小料理屋に入るが満員。二階のスナックが空いているのでそちらでも良ければと茶髪が眩しい年老いた女性店主に誘われ二階に上がる。ソファに座り日本酒を飲む。甘い。バーの奥には一人ふくよかな体型の女性が支度をしている。友人はYesのアルバム再現ライブを観たらしいのだが、テンポの早い曲にギターが追いつかずヒヤヒヤしたという。老年期に入ったバンドにはそんな事が起きるのか酔いながら思う。

まだ飲み足りないという友人と共にジャズ喫茶を訪ねるも列が出来ている。最後尾に並んだ外国人に英国帰りの友人が「Are you in a queue?」と尋ね「Yes」との回答。外国人の客引も英語であしらって貰う。これは便利。店を出た後、二三店覗きカラオケ店を予約してからバーで一杯飲む。久しぶりに友人と飲むアルコールが美味い。