COUNTDOWN JAPAN 07/08 12月28日幕張  個人的まとめ

COUNTDOWN JAPAN 07/08 12月28日幕張の簡単な感想です。

まずPerfume。特に好きなわけでもないです。ただずっとEARTH STAGEにいる気は無かったので最近テクノにはまっている友達がPerfumeいいよとしきりに勧めてきたことがあり行きました。一応ボクもテクノは聴きますが…。いや本音女の子が観たかっただけかもしれない。そしてPerfume登場。最初はボクでも知っている「ポリリズム」。後はもう知らない曲ばかり。途中のMCが広島弁で行われ、「次は良い曲なんで」「テクノ苦手な人も」といった発言で会場の笑いを誘っていました。締めは「チョコレレイトディスコ」という曲かな。ボクとしては初である生テクノの低音洗礼を受けたことが重要。あの低音をカラダにくらえば、尿管結石を細かく砕けるのではないかと。低音にずっと身を任せていました。終わると昨日も言いましたが男たちがかわいいな、かわいいなとひたすら言っていました。違うステージでもまだ言ってた(笑)。
 次にZAZEN BOYS。昨日観た中で一番よかった。本当に引き込まれました。全くZAZEN BOYSは聴いたことがない。ナンバーガールのCDなら昔友達から借りたことがあるけど。フロントマンの向井秀徳のブラックホールのような存在感に引き込まれた。「幕張で時にまぐあい」といいながらディープな世界に突入。しかも向井秀徳はピアノを弾き始め、ギターの人は機械のコマンドを打ち始めたりもする。懐でかいなぁと感じました。曲も連続で行われ時間が長く感じられるがそれも心地良い。観れて良かった。でも他の感想などを見るとこんなモンじゃないようですね。
 そしてボクの本命GRAPEVINE。思いきってフロントエリアに突入。ギターが三本用意されていたので「FLY」やるのかな、と思っていたら一発目からでした。後半は「COME ON」から、締めは「指先」。他には「超える」「その未来」等々を演ったかな。「超える」がCDよりゆっくりとした感じだった。全体の感想はこの後、奥田民生、ACIDMANを観て思うのだが本当にバンドごとに個性があるのだなと感じた。例えばZAZEN BOYSとACIDMANに比べるとGRAPEVINEのステージ上の振る舞い(登場とか、曲の間とか)って観る人によってはすごくやる気あるの?って感じたんじゃないろうか(笑)。RO69というサイトに兵庫慎司という人がクイックレポートを書いている。これはボクもこのフェスで感じたこと―GRAPEVINEの特殊さを簡潔に表現していると思う。「「お前は一人だ」という現実をつきつける音楽」だって。個人的にはもっと濃い曲を演ってほしかった、ZAZEN BOYSのあの濃さの後だけに。逆にあの濃さの後だけにさっぱりとした良いステージなのかもしれないけど。ま・「COME ON」が聴けたからいいや。
 奥田民生を観るころには、体力の限界というか、腰が痛くてステージの端で座ってみていた。向井秀徳とは違う存在感がありました。MCでは「(俺の曲で)野球勝ったでしょ」「負けたらスマップのせいにしてた」といって笑いを誘う。「さすらい」が聴けた。その前の曲も盛り上がっていた。
 最後に観たのはACIDMAN。かなり驚いた。何ってオーディエンスの盛り上がりように。もうみんな手を挙げて、GRAPEVINEの時はフロントエリアでさえ全員手が挙がってないのに、奥田民生でもここまではしゃいでなかったのに…すごい人気だなと本当に驚いた。ACIDMANに関しては「赤橙」が良いなぁと当時(高校生ぐらいかな?)思ったがその興味をほったらかしにして今日に至るわけだけども。しかし本当に盛り上がってたな、人もすごく多かったし。そんな様子をステージの端っこから観ていました。