2023年5月16日/コーヒー・余生・青春・慰め

コーヒー豆を購入して飲むようになり、約5ヶ月が過ぎた。別に数えている訳ではないのだが、コーヒーフィルターの使用量からコーヒー200杯を飲んでいることが判っている(喫茶店で飲むこともあるから200杯以上だ)。さて、職場や自宅の近くの焙煎所、喫茶店等でコーヒー豆を買うようになり、最初に困ったのは浅煎りのコーヒーの強烈な渋みだった。喫茶店店主の友人に相談したところ、お湯を通常より多めに使用すると美味しく飲めるとのアドバイスを貰った。確かにお湯を多め、もしくは豆の量を少し減らすと飲みやすい。


ゴールデンウィークは読書とランニングと動画鑑賞(仮面ライダー)で終わった。素晴らしい時間だったのだが、これを友人に話したところ、「まるで余生じゃん」との指摘を受けた(その直後に友人は「失礼な発言で申し訳ない」と謝罪した)。むしろ私は友人の発言に納得してしまった。


初代仮面ライダーを14話まで観た。途中から本郷猛の出演が無くなった。これは本郷猛を演じる藤岡弘が怪我で出演ができなくなったためらしい。なお、仮面ライダーのスタントも藤岡弘がしていたという。シン・仮面ライダーはそういった点も踏襲しているのだろうか?ワンクール(13話)が終わると本郷猛はショッカーを追って国外へ、緑川ルリ子も本郷を追って国外に赴いたとの説明がなされる。そして登場するのが仮面ライダー2号である。また、取り巻きの1人に山本リンダが演じる女性が登場、非常にクネクネとして動きを見せる。


友人からスキップとローファー、推しの子、PSYCHO-PASS劇場版を観たとの報告を受ける。その中でお勧めとして紹介されたのがスキップとローファーである。試しに観たところ、高校生たちの感情の機微が丁寧に描かれており、非常に面白かったため、アニメを全話観て原作の既刊も全て読んでしまった。青春は束の間である故に描かれるべきである。


三島由紀夫の著作を適当に購入し、まずは仮面の告白を読んでみたものの、興が乗らない。そのため、久しぶりに平野啓一郎の日蝕を手に取ったものの、やはり、そこまで読む気にならない。こういうこともある。


子供の頃、自宅に小さなシンセサイザーがあった。シンセサイザーには楽曲が収録されており、その中で非常にノリの良い面白い音楽があった。それは後に気が付くことではあるが、YMOのRYDEENだった。その後、リゲインEB錠のCMで流れるenergy flowを何度も聴いた(当時は音源を購入するお金が無かったため、テレビ等で能動的に聴いたのだと思う)。energy flowのヒットに際して、当時のメディアでは癒やしという言葉がよく使われていたと思うのだが、矢野顕子はenergy flowを癒やしでなく慰めだと評したという(ただし、今となって矢野顕子の発言の出典は不明である)。


4月に聴いた音楽について調べ始めたところ、全く終わる気がしない。今後は個別に記事化した方が良いのかもしれない。