今年上半期に聴いた音楽リストと感想。
- Xinlisupreme「4 Bombs」
XINLISUPREME - Seaside Voice Guitar B.C. (Lyrics ...
今年、というより年末に音楽評論家等が去年のベストソングとして挙げていたもの。その来歴等については無知だが、ノイズ・ミュージックの隙間から聞こえる言葉がこれほど心を打つという驚きと新鮮さ。

- アーティスト: Xinlisupreme
- 出版社/メーカー: Virgin Babylon Records
- 発売日: 2012/10/13
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- ハナエ「神様はじめました」
ハナエ - 「神様はじめました(Short Ver.)」 - YouTube
たまたまミュージックビデオを観たところ、映像も音楽も面白かったので聴いていた。相対性理論っぽいと言われているようだが、プロデューサーが相対性理論の関係者らしい。俺は相対性理論は全く聴かないのだけど、これは素直に聴くことが出来た。和のコンセプトが良かったのかもしれない。

- アーティスト: ハナエ
- 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN INC.
- 発売日: 2012/11/14
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- 禁断の多数決「はじめにアイがあった」
今後注目のアーティストなるまとめサイトを観ていたところ、映像も音楽も面白かったので聴いていた。自分たちが面白いと思ったものをそのまま作品にしてみました、という感じがとても良く、観て聴いて創作意欲が湧いてくる。友人なんか上記のミュージックビデオで女性の意味不明な言葉の羅列が始まる部分を聞き「女の子が搾取されている」みたいな事を言っていたが、おれはそこが好きだったので、その反応が面白かった。確かにこうやって聴いた音楽を並べると俺は女性が可愛いと食い付きやすい傾向があるかもしれない。

- アーティスト: 禁断の多数決
- 出版社/メーカー: AWDR/LR2
- 発売日: 2012/10/10
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- tofubeats「水星」
tofubeats - 水星 feat,オノマトペ大臣(PV) - YouTube
非常に今更感があるのでしょう、確かに売れているっていうのはiTunes Storeを観て知っていたが、なぜか曲を聴く機会は全く無く、偶然ミュージックビデオを見つけ聴いたところ、琴線に触れました。やはり売れている曲っていうのは万人に響くのだなと思います。この楽曲も自分から半径3メートル位の興味関心をそのまま曲にしましたという感じで共感出来るのだと思う。ミュージックビデオに出ている女性が歌うバージョンも良かった。最近、この曲を含めたアルバムも出たようだが未観賞。

- アーティスト: tofubeats
- 出版社/メーカー: tofubeats
- 発売日: 2012/07/11
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- Sparks「Kimono My House」
Sparks - "This Town Ain't Big Enough For Both Of Us" - YouTube
Sparks Exotic Creatures of the Deep Part 1 - YouTube
「服はなぜ音楽を必要とするのか?」という記事で言及済み。この~年代サイケデリック音楽というものの熱量に圧倒されるし癖になる。しかしSparksは現在も活動中で、上記に掲載した最近の楽曲も良く、今後も聴きたいなと思う。

- アーティスト: SPARKS
- 出版社/メーカー: ISLAN
- 発売日: 2006/10/10
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- ももいろクローバーZ「5TH DIMENSION」
ももいろクローバーZ「Neo STARGATE」MV - YouTube
ももいろクローバーZ「BIRTH Ø BIRTH」MV - YouTube
紅白出場を果たしたももクロはどうなるのかと思っていましたが、今後の目標は国立との事。最近、というか今日はロック・メタル・パンクを軸としたロックフェスに参加して物議を醸しているようだ。あと美学を専門とする学者が新書を出しており、とても気になる。先行して公開されたミュージックビデオだとシリアスな感じがして正直どうかなと思ったがバラエティに富んだ楽曲が集まっており非常に良かった。仮想ディストピアがお気に入り。

- アーティスト: ももいろクローバーZ
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2013/04/10
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ももクロの美学~〈わけのわからなさ〉の秘密~ (廣済堂新書)
- 作者: 安西信一
- 出版社/メーカー: 廣済堂出版
- 発売日: 2013/04/13
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- サカナクション「sakanaction」
サカナクション/ミュージック(MUSIC VIDEO) - YouTube
サカナクションは去年からシングルを継続して聴いていた。バンド名を冠したアルバム「sakanaction」は上記掲載の「ミュージック」をコンセプトに調和させている印象。どの曲を聴いてもサカナクションを実感出来る。

- アーティスト: サカナクション
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2013/03/13
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- ものんくる「飛ぶものたち、這うものたち、歌うものたち」
ものんくる『飛ぶものたち、這うものたち、歌うものたち』告知動画 - YouTube
菊地成孔プロデュースによる。正直演奏とか難しい事は判らないが、作詞作曲を手掛けるベーシストが「このヴォーカルの為なら作詞もしようと思った」とラジオで発言しており、なるほどと思った。聴いていて非常に心地よく気持ちの良い朝を迎えた気持ちになれる。「趣味じゃないけど」と期待せず購入したのだが、たぶん今年の上半期で購入して一番良かった。

- アーティスト: ものんくる
- 出版社/メーカー: エアフ゜レーンレーヘ゛ル
- 発売日: 2013/05/22
- メディア: CD
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- The Cabs「一番はじめの出来事」
the cabs"二月の兵隊" - YouTube
これも今後注目のアーティストなるまとめサイトを観ていたところ、紹介されていた。ネットで調べるとメンバーが失踪、解散していたのでとても驚いた。上記掲載のミュージックビデオに「民主と愛国」が登場しておりペダンティックな感じもするのだが、綺麗な映像、シャウトと多くの音色で構成された楽曲の吸引力に負け、アルバムを一枚聴いてみた。やはり上記掲載した曲が一番好みだが、その他の曲も青臭くて良い。様々な漫画や小説を背景に創られた作品なのだろうなという印象。

- アーティスト: the cabs
- 出版社/メーカー: 残響record
- 発売日: 2011/04/13
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- GRAPEVINE「愚かな者の語ること」
GRAPEVINE - なしくずしの愛 - YouTube
GRAPEVINE -1977 - YouTube
先行シングル、アナログ盤LPレコード仕様のアルバムを購入した。アナログ盤LPレコード仕様のアルバムを買ったは良いが大きく置く場所が無い。それを良いとして、GRAPEVINEセルフプロデュースによる本作、GRAPEVINEの「悪態を吐く」という態度は本作には無い。砂漠の荒屋で誰も聴いていなかろうが流れ続ける音楽、そういう哀愁と力強さがあるように思う。
レコーディングの様子と15周年アニバーサリーライブを収録したDVDでは、レコーディングを主導するのはギター西川弘剛であり、スタジオで自転車に乗ったり、寝ているメンバーをこっそり撮影したりしていて面白い。ライブではノリノリで演奏されるアンコールの「鳩」が良かった。
![愚かな者の語ること [通常盤] 愚かな者の語ること [通常盤]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41RQdUIN7HL._SL160_.jpg)
- アーティスト: GRAPEVINE
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2013/04/24
- メディア: CD
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GRAPEVINE「here」from 15th Anniversary live at NHK ...
A ZIG/ZAG SHOW vol.2 - Permanents with 阿部芙蓉美 ...