2019-01-01から1年間の記事一覧

2019年3月の音楽

今月は主にECMレコードを聴く。参考にしたのは以下のブログとなる。 listening-log.hatenablog.com Schiff András Nik Bärtsch's Ronin Terje Rypdal Kim Kashkashian,Robert Levin,Robyn Schulkowsky Carolin Widmann,Dénes Várjon Schiff András シフ=ア…

2019年3月23日/春、3月の地下迷宮

小川一水の天冥の標の最終巻を読み終える。長い物語の余韻に浸っている。スマートフォンの広告で知った、花黒子の駆除人を読み終える。漫画版の淡々とした内容が面白かったため原作の小説を読む事にした。小説家になろうというサイトに掲載された作品を読む…

2019年3月12日/8年後の3月11日

仕事の用事を済ませる事を理由に自宅をいつもより少しだけ遅く出る。小雨が降っており、傘を差すか迷い、往来に出た人々の様子を眺め、傘を差さない事に決める。駅を出て雨風に吹かれながら大通りを渡り、病院を目指す。書類の記入を終え、事務員の書類の決…

2019年3月10日/天王星が牡牛座へ

Apple Musicを始めて今まで金銭的な事情で聴いていなかった作品を聴いている。仕事を終えバスを待つ。たまたま暖かい日だったためコートを脱ぐ。バス停前のコミュニティセンターから多くの女性が出て来る。男性の姿は無い。平日の日中にコミュニティセンター…

2019年2月の音楽

AppleMusicを導入後、音楽を聞き流すばかりになった。そんななか、繰り返し聴いたのはcero「obscure ride」、曽我部恵一、山中千尋「utopia」「monk studies」、挾間美帆「journey to journey」、スガダイロー「季節はただ流れて行く」だった。 Iron & Wine …

2019年1月の音楽

今年からAppleMusicを導入した。そのため、聴いたアルバムの備忘録として記録を残すことにした。 何でも聴くことができる環境を手に入れた結果、一聴はするものの、聴き込むということができなくなったような気がするが、遂には何が聴きたい音楽だったのかも…

黄金

ジョン=ヒューストン監督作品『黄金』を観た。過去に沢木耕太郎のエッセイで本作を知った。所収されたエッセイの作品名は覚えていない。ちなみに沢木耕太郎のエッセイでもう一つ印象に残っている映画は「大逆転」である。メキシコの港町でその日暮らしをす…

『ベルリン 天使の詩』

ヴィム=ヴェンダース監督作品「ベルリン 天使の詩」を観た。雑然と描写される白黒のベルリンと人々の暮らし。人々の傍には天使の姿があった。ある天使はサーカスで働く曲芸師の女性に惹かれ、永遠の生命を捨て、壁で隔てられた総天然色のベルリンの地に降り…

虚構の男

L=P=デイヴィス著、矢口誠訳「虚構の男」を読んだ。本書は知られざる傑作、とびきり変な小説を英米文学者で翻訳家の若島正と英米文学者で作家の横山茂雄が五冊ずつ選書して十冊刊行する国書刊行会「ドーキー・アーカイヴ」の一冊である。今、改めて本書の付…

2018年下半期の音楽

2018年下半期に聴いた音楽を以下の通りまとめた(→2018年上半期の音楽)。 なお、以下ではYou Tube等の動画を貼り付けている。 小埜涼子「NEWDUO series 005~010」 D.A.N.「Sonatine」 坂本龍一「BTTB (20th Anniversary Edition)」 Kendrick Lamar「To Pim…

2019年1月1日/いつでも、どこでも、だれとでも

新年早々、友人からメールが届き何かと思ったら福引でNintendo Switchを二千円で購入することができたらしい。早朝、久しぶりにランニングをした。スローペースで川沿いをなぞっていると、住宅街から雑煮の匂いが届くと共に朝日が昇った。2019年初の普段と変…