2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『ストリートの思想 転換期としての1990年代』

毛利嘉孝著『ストリートの思想 転換期としての1990年代』を読んだ。 東浩紀氏が、『ニッポンの思想』と合わせて紹介していたので手に取った本である。 本書は、労働組合、大学知識人が唱える左翼的な文脈ではない、若者たちの新しい運動のかたちを、「ストリ…

『ロスコの部屋』

過去に『イースタン・プロミス』という映画について語る際、「イコン」に少しだけ言及している。 これは大学時代に現象学の講義で見知った事をそのまま書き綴ったものだが、イコンと現象学の関連性を講義で受ける中、ロスコの壁画はイコンと同じように志向性…