2014年9月29日

今日は残っていた夏季休暇を消化する為に休んだ。洗濯の後シャワーを浴び自宅を出る。良い天気だ。住宅街からクラシック音楽が漏れ聞こえる。秋の午後、静かにそよ風が肌をなぞる。

商店街の仕立屋に解れたスーツを持ち込む。何度か声を掛けてやっと出てくる老人。解れ具合を見て「かけはぎする程でも無いと思うから、ミシンを掛けてみる。」という。こちらとしてはプロを信用するしかない。名前と連絡先を見た老人は「珍しい苗字だね。初めて見たよ。」という。そうでもないと思いつつ「父も母も山形県出身ですね。」と適当な事を言ってみる。