2015年2月5日

高校生らしいのだが単位を落としそうだと戦々恐々としながらも小学校の校庭で高校の部活の後輩とぼんやりしている夢を見た。

若い女性が手に持った数枚のルーズリーフを眺めている。「フロイト」、「エリクソンー自我同一論」等と言った文字が垣間見える。

この怒りは何なのかと考える時、一重に不甲斐無さだという事を認めなければならない。

電車に乗ろうとするも満員電車で乗り込む事が出来ない。ドアが閉まるといつもの女性がドアの向こうに姿を見せる。彼女を目を向けるも目は逸らされ、電車は流れていく。

同僚が窓の外を見て「雪が降っていますね。」と言う。確かに雪が降っている。腹が立ち「死ね。」と言ってみる。偽悪的で面白くも無く、殺伐とした荒涼が拡がっていく。

中学校に養護教室があり、クラスは同じでも授業を一緒に受けない同級生がいた。その同級生の卒業文集は簡潔で、しかし心を打つものがあった。「皆と食事をした。嬉しかった。皆と縄跳びをした。楽しかった。皆に声を掛けてもらった。嬉しかった。」確かそんな内容だったと思う。それ以上のものも描けないのかもしれない。しかしそれで十分だとも思った。

電話で商談する男性。金型代でざっくり一億円だという。部長決済が必要な金額だろうと察する。俺の知らない世界の話だと思う。

反芻する言葉はまだ無い。

男が雨の中走って、傘の中に隠れた女性を捕まえて戯れあっている。良い年をして、と思いつつ、二人が幸せならそれで良いとも思う。