北村龍平監督作品『ゴジラ FINAL WARS』を観た。
『ゴジラ2000 ミレニアム』は一体何だったのかというくらい面白かった。とはいえ内容はゴジラと他の怪獣との戦闘、アクションシーンで埋まった作品になっており、余韻やら物語という感じでは無い。何故か脚元からのカットが多い菊川怜と水野真紀や女性が艶めかしく撮られている。またこれは今更の発見だったが、2000年代ゴジラシリーズはモスラの妖精「小美人」を長澤まさみと大塚千弘が演じていた。さすが東宝、枠にねじ込んで来る。尚、平成モスラシリーズの小美人も調べてみると山口紗弥加が演じたらしい。
完全に娯楽に徹する事によって何とか作品を終える事が出来たゴジラ。ゴジラが水爆実験がもたらした災害である事に触れるのは泉谷しげる演じるなんちゃってマタギが「人間は昔とてもひどい事をしてしまった」と孫に語る一言だけである。
ゴジラ FINAL WARS スタンダード・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2005/07/22
- メディア: DVD
- クリック: 18回
- この商品を含むブログ (76件) を見る
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2009/09/18
- メディア: Blu-ray
- クリック: 13回
- この商品を含むブログ (7件) を見る