『プロメテウス』

リドリー=スコット監督作品『プロメテウス』を観た。

エイリアンの前日譚、人類の起源を描いたという作品。
この映画を観る為に「エイリアン」シリーズを観た訳だが、別に余り関係無かった、というか、何というか。
世界各国の遺跡より星図を発見、異星人が人類の起源に関与した可能性を調べるためにある惑星を調査する事になるという物語。

調査員が宇宙船でコールドスリープするなかアンドロイドが独りお勉強したりバスケットしており、こいつ何かやらかすだろうなと『エイリアン』を観た手前思っていたらやりたい放題。

とりあえずまとめると黒い液体を飲んだ異星人が死んでその有機物やら遺伝子がその星の生態系に何らかの影響を及ぼしているようだ。
そしてその黒い液体をアンドロイドによって密かに摂取した学者は異星人同様体に変化、暴走する。
そして黒い液体を摂取した事を知らず学者と恋人の学者が性行為に及んだところ、恋人の学者が妊娠、緊急医療ポッドで体外へ胎児を排出したところイカのような生物が。その後、黒い液体を開発した異星人に寄生、異星人の腹を破って小さなエイリアンが誕生するという流れ。
とりあえず異星人が何をしたいのか判らん。一応、黒い液体は兵器を作るためのものではと推測されているが。となると、この異星人たちは生物が住める惑星に自身の遺伝子をばらまき文明を作らせ?、その後、制圧する、という目的があったのかなぁ位は想像できそうだが…。

何かを説明するような話では無く起きている事態を見守るというタイプの映画であった。尚、シャリーズ=セロンがとてもセクシーで死に様のダサさも合わせてアッパレである。


プロメテウス (リンダブックス)

プロメテウス (リンダブックス)