2014年9月6日

雨戸を開ける。マウンテンバイクに乗りどこかへ向かう少年。猫が雨除けの屋根の上で顔を洗う。全てが半身を起こす前、土曜日の朝。

ジムのモニターでニュースを眺める。第二次安倍内閣発足、東京でのデング熱感染拡大の可能性等がニュースとなっている。閣僚やら何やらを眺めながら、これが日本を動かす事になっている人々の顔ぶれかと改めて思う。

スーパーに寄り食材を買うなか、アルコール売場でワインを眺めてみる。山梨を訪ねた際、友人が務めるワイナリーで買ったものと同様のデラウェア種の白ワインを見つける。小樽産だったが取り敢えず購入、レトルトカレーを肴に一口舐めてみる。甘い。そして一口二口が一番美味いと思う。

cure jazz 収録の「hymn of Lambarene」という曲が良い。ランバルネの讃美歌とは?調べて見るとガボ共和国の都市ランバレネの事であり、シュバイツァーが伝道と医療を行った地らしい。久しぶりにシュバイツァーという言葉を見掛ける。人間の弛まぬ努力の産物、シュバイツァー。教科書で知った際、その才能と利他性に驚いたものだった。

屍者の帝国を読み進める。まだ序盤だが、緋色の研究の前日譚であり、カラマーゾフの兄弟の続編であった事に面食らっている。

気がつけば寝入っていた。雨が降り始める。そういえば本を読んでいた時、空がいなないた。今は外から洋楽が流れて聴こえてくる。