2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

日本の難点

宮台真司著『日本の難点』を読んだ。 宮台真司の本を読んだのはこれが初めてだ。友人が宮台真司の本をよく読んでいるとのことだったので、『日本の難点』は読んだ方が良いかのと質問したところ、今回の本は宮台真司初心者の人も読みやすいし、入門書として読…

ニッポンの思想

佐々木敦著『ニッポンの思想』を読んだ。 著者である佐々木敦は私にとって文化系トークラジオLifeのサブパーソナリティでお馴染みの存在だ。佐々木敦の経歴を見ると映画や音楽、舞台、小説等の批評や自ら雑誌を発行したり私塾を開いていたりと活動の幅広さに…

『白痴』 『未成年』

ドストエフスキー著『白痴』『未成年』を読んだ。 ドストエフスキーの五大長編を読み終えようと思い、この二冊を読むことにした。私は『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』『悪霊』の中では『悪霊』が好きである。聖書に書かれているレギオンになぞられた登場人…