2023年4月15日/変化

春の風はこんなに強いものだったか?シャツがバルコニーの床に散らばっていた。


スパイスを使用するカレーを作る一方、ルーを使用したカレーを食べたくなることもある。市販のルーだと最近はジャワカレーを食べている。よく行くチェーン店はカレーショップC&C。ここでカレーを食べると更に空腹になることが多い笑。先月はセブンイレブンのカレーフェスの新商品を色々と食べた。店舗で食べたことがあるものはエリックサウスのみだった。味に再現性があるかは判らなかった。しかし、スパイスの味わいを感じることができた。外出先のレンタカーでカレーを食べた際、トレイからこぼれたカレーの匂いが車内に満ち、食い意地を張るものでは無いと思った。


統一地方選挙の前半戦が終わる。維新が増えた印象を受ける。維新について色々と書こうと思い、ふと昔の選挙を調べたところ、以前から維新が議席を増やす度に話題が上がっていた。人はよく忘れるものである。一方、西田亮介氏の維新は政策ではなく雰囲気が支持されていることを示唆する発言を見掛けた。そして、ふと、出掛けた先の駅前で車椅子を使用した障害のある男性が維新のチラシを配っており、少なくとも彼にとって維新は支持すべき政党と認識されているのだなと意外に思ったことを思い出した。結局のところ、内実ではなく印象だけで物事を判断しているのは自分なのだと反省した。


新年度の慌ただしさに精神的な落ち込みの予兆を感じ、自分を慰めるため、『僕の奥さんはちょっと怖い』『年上エリート女騎士が僕の前でだけ可愛い』『アリスさんちの囲炉裏端』を読んだ。『アリスさんちの囲炉裏端』は以前に何話か読んでおり、ふと最新話を読んだところ、主人公たちの関係がかなり進んでいることに驚き、何があったのか物語を追うことになった。また、『黒と誠』の最新刊も読む。


仕事で外出したところ、ドタキャンがあった。時間を持て余したので本屋で帰りに購入しようと思っていた『本の雑誌 2023年5月 活字吹雪でお別れ号 No.479』を手に入れる。本号は目黒考二の追悼特集がある。「本の雑誌」を購入するのは初めてのことだ。レジに赴いたところ、村上春樹の最新作「街とその不確かな壁」が積まれており、今日が発売日だったことに気が付く。未だに『騎士団長殺し』や短編集を読んでおらず、直ぐに読む必要は無いと考えている。そして目下「ねじまき鳥クロニクル」を読み直そうと思っていたため、これを機に「ねじまき鳥クロニクル」のKindle版を購入して読み始めた。その他、藤田直哉の『新海誠論』を探すも在庫が無かったため、翌日の仕事の帰りに別の本屋に寄って手に入れた。


最寄りのジャズ喫茶で購入した本をパラパラとめくる。Chet Baker『Baby Breeze』収録「Born to Be Blue」が流れる。UA×菊地成孔以外の「Born to Be Blue」を聴くのは初めてだ。非常にセクシーな雰囲気である。ブルーは貧困を意味するらしい。勝手に悲しみや透明感を連想していた。


気分的な落ち込みから回復し、自分の中で変化を起こすことにした。まず、現状のTwitterに不満を感じたため、思い切ってSNSを辞めることにした。とりあえず、TwitterやInstagramのアカウントを削除した。その他、アカウントや閲覧サイトを整理して主体的な時間を取り戻そうと思う。