ターンエーガンダム

ターンエーガンダムのTV版を観た。なお、以下の記事の通り、以前に映画版は観ている。
bullotus.hatenablog.com

また、TV版を鑑賞してオープニングに関する記事を書いた。
bullotus.hatenablog.com

映画版を観終えた時、月の民ムーンレイスであるロラン=セラックは物語を経て、ムーンレイスと地球人には大きく隔たりがあると考え、ディアナ=ソレルと共に過ごすことを選んだと思った。しかし、どうやらそれは大きな勘違いだったようだ。私は最後にディアナ=ソレルに従ったことを過大に評価したのだと思う。しかしながら結果だけでなくその過程が判り認識を改めた。ロランはムーンレイスであることを放棄せず、しかしながら地球とそこに住む人々を愛している。ディアナ=ソレルに畏敬の念を抱き、キエル=ハイムに憧れ、ソシエ=ハイムを愛する。それでも最後にはディアナ=ソレルとの生活を選ぶ。ソシエを見守りながら女性として意識したのはウィルゲムを追って海を渡った時であろうか。カプルとターンエーガンダムというモビルスーツ越しであるものの仲の睦まじさが表されていると思う。

登場人物たちが面白いように辻褄の合わない会話をしている。誰も誰かの質問に答えていないリアリズム。人間関係の進展も物語では直接描かれない。キエル=ハイムとハリー=オードの仲の進展には見逃した話数があるのではないかと思った。

ターンエーガンダムも見慣れるとその軽快さが非常に良い。至るところで見受けられるパイロットがコクピットから顔を出して自動走行する様は面白い。

菅野よう子の音楽が良くサウンドトラックを購入した。タイトルコールのSEであるLondon Bridge Falling downやアンビエント感のあるAir plantやボーキサイトが良い。

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