2017年10月8日/3ヶ月後

気が付けば十月となり、先の雑記から余りに時間が経ち過ぎていた。

七月の三連休の初日に出勤し、面談相手に軽くあしらわれるのも仕事の内なのだから、溜め息が出るというものだ。

座席の仕切りに寄り掛かった美しい長身の女性。花柄のロングスカートからすえた匂いが漂う。

小松左京の「アメリカの壁」を読み終える。小松左京を読むのは初めてだが、かなり面白かった。

都議選の結果を考える。都民ファーストの会というより、まず、知事選が思い出されてくる。小池百合子の出馬表明を受けて思ったのは、都知事になることが政治家の影響力を復活する手段になるのだろうという事だった。豊洲市場の問題等を見ても、卓袱台をひっくり返しているだけにしか見えない。ラジオによれば「常に次に何をしようか考えている」そうである。

夢の中で城が燃え上がる。もっと燃えろと焚き付けていたのは自分だけだった。

仕事で木更津を訪れる。仕事を終えて友人と連絡を取り、駅前で待ち合わせる。ロータリーを行き交うバス、駅に向かう高校生。友人に連れられて訪れた喫茶店の扉を開くと女子高生しかいなかった。

「後輩にサカイさんって女性がいるのね。サカイさんは昔から付き合っている彼氏がいるらしいんだけど、彼氏が浮気をするらしいの。それで、また浮気されたから別れようかなって言うの」

twitterをアカウント無しで読むことが難しくなったため、観覧用のアカウントを作らざるを得なかった。

上司の勧めで「レッド・オクトーバーを終え!」を観た後、勢いベトナム戦争を描いた「ハンバーガー・ヒル」、加えて「プライベート・ライアン」を観た。また、「アフタースクール」、「鍵泥棒のメソッド」も観た。やっぱり映画は良い。しかしながら、映画館に通うという習慣が無くなって久しい。

西田亮介の「不寛容の本質」を読んだが、今まで著作の要旨を簡潔に記したといった内容であった。

日中、電車で移動していると、修学旅行のしおりを持った中学生を見掛ける。名札の校名を検索すると岩手県!?。わざわざ遠いところからご苦労様だ。

ミシェル=ウェルベックの「服従」を読んだ。初めてミシェル=ウェルベックを読んだが、途中で放り出すことは無かった。

伊豆を車で走らせている時、果たして仕事以外で伊豆に行くことがあるのだろうかと思う。上司が伊豆のホテルに泊まったと言い、調べれば、湯船から水平線を拝むことができるホテルだった。

「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」を読んだ。料理がしたくなる本である。なお、日本式のカレールウに関する話題が印象的。塩分が多いってよ。

怒りは換金できない。感情を換金した時のこれじゃない感じ。

Kindleで発売されている深町秋生の作品を全て読んだ。「ショットガン・ロード」がお勧めだ。組織犯罪対策課が登場する作品も良い。

以前の職場の同僚からメールが届く。資格取得をしたという自慢メールだったが、勘違いして退社1年後の安否確認メールだと思った俺は幸せである。

「当て屋の椿」を読もうと試みたが、3巻まで読んで力尽きた。

冷静に考えた結果、貯金が無いため、結婚ができないことが判った。何故今まで気が付かなかったのか、我ながら不思議である。

小松左京の「日本沈没」、谷甲州が引き継いだ「日本沈没第二部」を読み終える。最終的に日本人とは何かと言った内容までに話が及ぶ。更に東浩紀がセレクションした小松左京短編集を読んだ。サイコトラベルという言葉の響きが新鮮である。

昔、寝る前にスター・ウォーズもどきの物語を頭で繰り広げていたのだが、記憶で展開したものは、記憶できている限り、時間的な差が無い。これを文章化した時、やっと作業となり時間差が出来るのではないか。そんなことないか。

谷甲州の「航空宇宙軍史」を読み始める。最高に面白いのだが、Kindleで完全版が全て出版されていない。

午後2時に喫茶店。ホワイトオムライスを頼むも売り切れと言われノーマルオムライスを食べる。

太った。8kg太った。安定感半端無い。

勝田文のマリーマリーマリーが終わる。楽しみが一つ減った。

上司に連れられて通な感じがする日本料理屋で酒を飲む。お通しが美味しくて感動した。お通しが美味いのは良い事である。

小池百合子の希望の党と民進党の合流に驚き呆れる。小池百合子を上述した理由は都民ファーストの会の議席数を受けてしたものだが、展開が早過ぎるし、稚拙にも見える。

自民党も消費税を増税するらしい。私はリフレを支持している。しかしながらその理由は、読んだ本の著者がリフレ派、加えて欧州の左派がリフレ政策を支持、尚且つ海外の著名な経済学者がリフレ政策を支持しているからという浅薄なものである。さすがにこれではいけないと思い、若田部昌澄と栗原裕一郎の「本当の経済の話をしよう」、松尾匡の「この経済政策が民主主義を救う 安倍政権に勝てる対案」を読み終える。更に飯田泰之の「世界一わかりやすい 経済の教室」を読み進めている。