2014年12月25日

ふと世の男女が何を語るのか考える。昨日の事やテレビの事や嬉しかった事や悲しかった事や怒った事や男の不満や女の不満や美味しかったランチについてだろうか?他に何があるのだろう?原始人の男女でもおそらく天気から会話が始まったに違いない。

「今日は狩りに行く。」「今日って何?陽が落ちるまでには帰ってくるの?」「それは動物次第だ。」「あら、そう。もう干し肉が無いの。このままだとあと五回陽が落ちたらお腹が減るわ。「木の実があるだろう?」「あれじゃすぐお腹が減るの?」「俺もだ。」

気象操作実験の末、にわか雨が降る。

朝の自宅療法。口を開けたり開いたりしている。水槽の中で口をパクパクさせる淡水魚になった気分だ。そういえば中国内地出身の中国人の女性は「川の魚は不味い。」と言っていた。

山形には鯉の甘煮がある。もちろん父母らが山形県米沢市出身の俺も食べた事がある。小骨が多く甘い。父は子どもたちに郷土料理とニンニクをたべさせたがり、姉は特にニンニク食べさせようとする父を嫌がった。

本当は父母は山形に骨を埋めたいのでは無いか?海に骨を撒いて欲しいと語る父や母を見て思ったものだ。

ケンタッキーとケーキでクリスマスイブを家族と過ごしたという上司に「それこそ俺が過ごしてみたいクリスマスイブです。」と伝えるのだが「何言ってるの?」と本気にしない。判らないのだろうか?そんな事が既に貴重になった事を?

食事後に地震があった。

今年ももうすぐ終わる。嬉しいこととか悲しいこととかありました?そんな問いが頭に浮かぶ。