2014年7月21日

午前八時起床。曇天のため涼しい。シーツを洗おうと思ったが天気が信用出来ない。部屋に掃除機を掛け、読書をするが寝入ってしまう。

非常に急な坂道を自転車で登ろうとする。なぜこんな急な坂があるのか?そんな事を考えながら坂道を登りきると会社の上司と地元の同級生がいる。上司はこの同級生と新規業務に取り組んで貰おうと思っていると話す。

シャワーを浴びジムに向かう。露出された腕、脚。地下構内の光に照らされて陰影づいたそれに視線を奪われるも、はしゃぐ子どもの声がたしなめる。山梨で坐禅を体験した際、肌は人を惑わすため露出させないと副住職は説明した。修行のなかで肉欲を想起させるからなのだろう。

ジムのモニターでW杯総集編を眺める。世界情勢と併せた特集では、W杯反対を唱えるブラジルのデモ。スタジアム内にいる女性大統領に向けられる解任の声。拉致した女性たちを前にFIFAに対して西洋文化は要らないと声明を述べるイスラム原理主義ボコ・ハラム。その後、ボスニア・ヘルツェゴビナのW杯出場が取り上げられる。民族間内戦を経てW杯に出場を果たしたこの国が分離独立を志向する世界の一つの成功例だという事なのだろう。そしてイビチャ=オシムが貢献を果たした。彼は「全ての人がサッカーを好きになる必要は無い。しかし皆で喜び一体となるという感覚を得る事がこの国には必要なのだ。」云々と説明してみせた。

スーパーにより自宅に戻る。台所の換気扇を止め窓を開ける。涼しい風が入ってくる。

気がつけば布団の上で寝入っていた。夕飯の支度をし、ディスプレイを眺める。ご飯を炊き終えた後、さわらを焼く。皮がクッキングペーパーにこびりつく。納豆、豆腐、市販のサラダを食べる。部屋に入り込む風が気持ち良い。