2014年7月2日

午前四時半、午前五時半、目を覚ます。雨戸を開けると朝焼けの空、ゴミ置場に積まれた可燃ゴミ。PCに向かってぼんやりしていると外から「頑張ってねー」と母親が子どもを送り出している。シャワーを浴び着替える。シャツを着ながら額に汗が浮かべている。

昨日から新入社員と他事務所から研修生が来ている。新卒入社後三年を経て会社を辞める人が同期にも多い。自分から辞めているようだが暗に会社側から肩を叩かれているようだ。

電車の中、以前の職場によく似た女性を見掛けた。考えてみるとある程度似たような身体を持っていれば似合う服や化粧も最適化され、同じようなものになるのかもしれないと独り合点がいく。

食事後、読書していると知らぬ間に寝ていたようだ。友人から連絡が連日携帯電話にあったので掛け直す。既に寝ていた事を説明すると「また会社を辞めたのか?」と返される始末。仕事を続ける事に関しては友人たちから信頼されていないのは判っていたことだが、思わず苦笑いを浮かべてしまう。とはいえ実際、会社の組合活動をさぼって家で本を読んでいたのは事実だ。そんな友人の連絡もやれパソコンの動作がおかしいといった、思わずお前は俺の彼女か?といった些細な事なのはご愛嬌だ。