2014年6月4日

どこかの避暑地を若者たちが歩いている。細くそしてダサくも無い男女。たどり着いたのはコンクリートの教会であり、中に入ると結婚式の途中だった。客席の後ろの方に周り、これを眺める。高低差のある客席の為、視界は良好。皆、この式を羨んでいる。どうやらこれは擬似的な結婚式を知る為のちょっとしたプログラムらしい。

午前五時三十分の起床。夢の内容は昨日床屋で耳に入ってきた集団お見合い番組の複製に過ぎない。雨戸を開け部屋に陽を入れる。東の空には既に太陽が昇っている。

青い靴、青い薄手のカーディガン、振り返る程の香水の匂い。Base Ball Bear「29歳」を聴く。Twitterを見ると十代の感想を見掛ける。十代が聴いている音楽を聴く大人、そんな大人なら嫌いじゃない。

喫茶店、一つ空いた席に座る背広の男性が手と脚でリズムを取る。その振動がテーブルと足掛け越しに伝わる。灰皿には長めの吸殻が数本。

編み模様の白い靴。足首に巻かれた青いスカーフとサンダルの先からのぞいた青いペディキュア。