地獄でなぜ悪い

早稲田松竹にて園子温監督作品『地獄でなぜ悪い』を観た。
連続歯ぎしりレッツゴ~と子どもが歌う本作の広告を映画館で何度も観たが、結局映画館に行かず。去年のベスト映画に挙げている人が多くおり興味を持った。
ヤクザの抗争を映画撮影する話と聴いていたが、その過程が意味不明なテンションで続く。映画を取りたいという青年のテンションに引きずられて。血みどろの抗争で仲間たちは死ぬも一人蘇りフィルムを巻きつけて道路を走る。「カット」という言葉と共にカメラから見切れる青年。
吹っ飛ぶ腕、顔、血。全てを巻き込んでいく感じ。撮りたいものを撮ってやれというという感じ。こういう勢いが日常には無い、生まれない。あと二階堂ふみが可愛い。