ハイブリッド・ジ(ェ)ダイ『STAR WARS エピソード1 ファントム・メナス 3D』

STAR WARS エピソード1 ファントム・メナス 3D』を観た。
3D作品になったという事で、何度観たか判らない「STAR WARS エピソード1 ファントム・メナス」を観ました。
私は今回初めて3D作品を観たのですが、3D広告の「サイボーグ009」を観て、3Dよりも「フランソワーズってあんなにグラマラスであんな水着を着るのか…」としょうもない事を考えている口でした。
さて3Dについては恥ずかしながら画面から飛び出すような自体を想像していたのですが、あくまで画面上が立体的に見えるという事で、画面に奥行きを感じました。
STAR WARS』が3Dを念頭に置かれた作品では無い事が残念ですが、3Dの面白さを感じる事が出来たのは良かったと思います。

さて『STAR WARS エピソード1 ファントム・メナス』を劇場で初めて観たのはもう10年以上前の事になります。
確かテレビでエピソード4〜6を放送しており、それをビデオに録画して観てから夢中になったのでした。
おそらくその前に何らかの興味を抱くきっかけがあったでしょうが思い出せません。
単純にチャンバラ+SFというガジェットが好きだったと思うのですが、といってもエピソード1〜3程、エピソード4〜6にチャンバラ的要素を見出していたとも思えないので、フォースという名の超能力に興味を持ったのか…まぁとにかく思い出せないのです。
とにかく本作で行われるライトセーバーの躍動感溢れるチャンバラ、ジェダイの騎士の異民族的修行僧な格好、設定はSF、というごちゃ混ぜな感じに惹き付けられてしまったのです。
で、ダース・モールなんてまんま鬼の形相の敵キャラが、二双のライトセーバーを振り回すのだからそりゃ格好良い訳で、動画サイトでチャンバラシーンのみ延々と見ていれば幸せなのです。

STAR WARS」といえば、世の中のギークな方々がその世界観や考えを愛好しているというのは面白いなぁと思う訳です。実際、確かに「STAR WARS」の世界観では騎士であれ、女王であれ、機械であれ、その役職や役割とは異なる仕事―機械を整備したり、時には戦闘に参加したりと、ハイブリッドな存在であります。
そのもっとも判りやすい存在が手先が起用でエンジンやら何やら整備もこなし、パイロットとしても優秀であるのが、後のダース=ベイダーであるアナキン=スカイウォーカー、その息子であるルーク=スカイウォーカーなのでしょう。
DIYなハイブリッド人間、ノマド的な、そういえばアナキンやルークもパイロットになり銀河系を観て回りたいと夢を語っていたのでした。

スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス [DVD]

スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス [DVD]