やっと『超・格差社会アメリカの真実』を読み終える。『論争 格差社会』は読み終えていたからやっとそれなりの材料は手に入れた。以前に『若者はなぜ三年で辞めるのか』を読んでいて関連するところも多いのではないかと思った。
『超・格差社会アメリカの真実』の後半にさらっと著者は日本の格差について触れている。著者はいう。
ひとことでいえば、日本の格差は「職業選択と労働報酬」の問題であり、アメリカの格差は「資産」の問題だからだ。
そして解決策について
つまり質の高い基礎教育、職業訓練、生涯教育、そして労働市場の流動性といった問題が日本の格差問題を解消する鍵になるようにみえる。
という。この解決策については『論争 格差社会』でもいわれていたし、以前読んだ新聞記事にも書かれていた。

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