2013-12-31から1日間の記事一覧

詩人の消滅(2013)

大晦日、この言葉を聞くまで12月31日にそんな名前があった事等忘れていた。知らなかった事にして今日をやり過ごせばよかった、そんな気持ちである。 この一年を振り返ってみれば、仕事を変え、とは言っても内容には変わりなく、知ったような態で毎日の仕事を…

『パリ、ただよう花』

ロウ=イエ監督作品『パリ、ただよう花』を観た。 冒頭、中国人女性がフランス人男性に縋っている。「私を抱いて。愛情はいらないから。」と。 フランス人男性は「たしかに中国では楽しかったが今は愛情もない。彼氏はいるのだろう。」と突き放し、宥める。 …

2013年下半期の音楽

今年下半期に聴いた音楽をまとめた。金銭的に余裕があるとはいえないなか、適当にダウンロードなりCDショップにて購入していた。 →上半期の音楽

2013年の読んだ漫画メモ。

今年は読んでいた漫画が連載を終えた年だった。 「GANTZ」、「おやすみプンプン」、「アフロ田中」。 特に「おやすみプンプン」の終盤は読みながら不安になるしかなかった。それに比べると「GANTZ」と「アフロ田中」は終わりに笑ったという点で素晴らしいの…

『女の子を殺さないために 解読「濃縮還元100パーセントの恋愛小説」』

川田宇一郎著『女の子を殺さないために 解読「濃縮還元100パーセントの恋愛小説」』を読んだ。 本書は以前から気になっていたものだった。 なぜ、小説に於いてヒロインが死ぬという事態が起きるのか、本書はその構造を考察したものである。 川端康成、庄司薫…