『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』

松尾衡監督作品『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』を観た。
菊地成孔がBGMでは無く物語内の主人公たちが聴くジャズ、ポップスの音楽に関わっていると知り興味を持った。
物語は菊地成孔のメッセージの通り「宇宙での悲惨な戦争」となり、随所にエグい演出が織り込まれている。
特に連邦側が艦内の酸素不足を理由にジオン軍の戦艦の占領を試み、白兵戦が展開された後、ジオン軍側が自決に及ぼうとする流れには良い意味でウンザリさせられる。また、少年兵が動員されてあっという間に死んでいくシーンも空しい。そんな中、音楽だけは華やかに激しく疾走するのである。
現状、続編が制作されており、本作と同様に菊地成孔も参加しているとのことだが、作品及びサウンドトラックを鑑賞するには至っていない。

オリジナル・サウンドトラック「機動戦士ガンダム サンダーボルト」/菊地成孔

オリジナル・サウンドトラック「機動戦士ガンダム サンダーボルト」/菊地成孔