フランク=ハーバート著、酒井昭伸訳『デューン 砂の惑星』を読んだ。
当時、ドキュメンタリー映画「ホドロフスキーのDUNE」の公開前後で、本作の映画化が構想されたものの断念した云々といった話をTwitterで良く見掛けたことや新装版の発売が本作を手に取るきっかけだったと思う。
封建体制が敷かれた宇宙でメランジなる特殊能力の源となる香料の原産地である惑星アラキスで繰り広げられる権謀術数と冒険活劇といった内容で、有名なサンドワームの元祖は本書になるようだ。
中世的な世界観に古臭さを感じなくも無かったが、緻密な設定が後々になって解消されていくようになっており、のめり込むようにして読んだ。
- 作者: フランクハーバート,酒井昭伸
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/01/22
- メディア: 文庫
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