寺田寅彦を読む

寺田寅彦著『コーヒー哲学序説』『数学と語学』『カメラをさげて』『映画と生理』『わが中学時代の勉強法』『映画芸術』『秋の歌』を読んだ。
『〈わたし〉の哲学 オートポイエーシス入門』にて寺田寅彦が取り上げられていたものの、作品を読んだ事が無かった為、適当に選んだ随筆を読み進めた。青空文庫寺田寅彦の作品を多く公開しており、これを利用した。
索引を眺めていると映画に関する話題が多い事に気がつき、これを中心に読んだところ、3Dやアニメに関する言及があり、その洞察は現状の映画の核心を言い得ているのだから感心するしかない。俳句と映画の関連性等を論じたものもあり、これも興味深く読んだ。

映画芸術

映画芸術

秋の歌

秋の歌