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2015年3月8日

石造の街を歩いている。灰色のその街には人が見当たら無い。街の中心に進む階段を降りている。透明な水が街を覆う。泳ぎながら進む。深く潜ってしまった為に息が続かず、しかも水面まで浮上する事も出来そうに無かった。

深夜の目覚め。どうやら本当に息が出来ていなかったらしい。無呼吸症候群だろうか。

図書館にいる。本棚に北方謙三の黄色いカバーの水滸伝全集を見つける。父が北方謙三水滸伝が何処にあるのかと尋ねて来た。父を案内すると「全集だともしかしたら単行本の一部しか収録されていないかもしれない。この全集は全て掲載されているのか?」と尋ねる。そういう事は司書に聞いて欲しいと父に説明する。遠くからそれを見ていた図書館員は母に「微笑ましい親子のやり取りですが、息子さんはもう少し声を小さくして頂けると助かります。」などと言っている。
図書館の奥に進むと勉強机が並び、人々が机に向かっている。机を前にして法学部の生徒たちが勉強を始めようとしている。その中に客先の担当者である男女を見出す。どうやら俺も含めて未だ学生らしい。本棚の裏から彼らの様子を仲間と伺う。本棚の横に法学部生の回答用紙が貼られている。その回答用紙は吾子なる女性のもので、数式の回答と、記述の回答が載っており、最後には、「これ以上記述するスペースがありません。」と指摘して終わるのだが満点の評価が下されていた。男性が居なくなり女性と話をしている。何故か図書館の天井は消え星が瞬いているのが判る。「法学部の勉強って数式なんか出て来るんですね。」と語り掛けると「数式…何の事を言っているか判らないけど、マスコミ系の法学の授業の事を言っているのかな。私も本当はそれを専門にしていたけど、教授と相談して今は普通の法学を勉強しているんです。」と少し残念そうな顔をして言う。

その後、断続的に寝て起きてを繰り返し夢を見たと思うのだが、憶えていない。

朝食に用意していたレトルトのハヤシライスを食べる。それを食べて横になる。

やはり眠っていたらしい。夢を見ていた様だが内容も憶えていないし。そんな事はどうでも良いと思えた。立ち上がる気力が湧かず何度も微睡む。立ち上がった時には午後十六時をまわっていた。

シャワーを浴び歯を磨き髭を剃る。生き返った気分がする。

サライネスのセケンノハテマデに同著者の作品「誰も寝てはならぬ」のゴロちゃんとマキオちゃんが登場した。同じ世界観だったらしい。つまりサライネスの作品は全て同じ世界観を擁しているという事が明らかになった。なったところでどうだと言われれば特に何もないのだろうが。