2015年1月1日

Chill DJ。ライブ会場を出てファストフード店に入る。夜の蝶が煙草を吸いスマートフォンに返事を待っている。蝶が飛び立つと次は外国人の団体客。友人が「何人?」とおもむろに言う。英会話に国籍を見出す事は出来ない。むしろそれは簡単な英会話を解する友人の方が得意なはずだ。そして「ここに居ると日本じゃないみたいだ。」と語る。

ファストフード店を出て駅構内に入る。タイミングが悪く電車が来るのは三十分後。ホームには床の上で眠る人、座り込む人、そしてお調子者。壁で背中を支え目の前に立つ支柱を見つめると光沢の中に自分の姿を見つける。自分が一番恐れているものは祭りの後のむなしさなのだと気がつく。

電車の到着。立ち上がると足の痺れ。乗り換えでまた電車を待つ。実家の在来線の乗り換えのようだと思う。

夜明け前に自宅にたどり着く。シャワーを浴び諸々している内に夜が開ける。

午後に目覚めると寒い。窓の外を見ると雪が降っているが直ぐに止む。ポストを覗くと年賀状が届いている。誰にでも届く日本郵政グループを置いておき、寄付しているNPO法人、スラックスの補修を依頼した仕立屋と新婚の姉夫婦から年賀状が届く。姉の旦那を初めて見るが二人共幸せそうな写真で思わず笑みが浮かぶ。

コンビニに買い出しに出掛ける。外はとても寒い。

資格試験の勉強を始めるも食後横になっている間に寝入る。小学校で友人たちに馬鹿にされ彼らを追い掛けてしばいていると「ネットのニュースだけ取り上げていればいいんだ。」と別の友人が俺に勧めてくるという夢だった。なるほど、意味は判らないが示唆深い。