2014年10月14日

台風一過。陽が部屋に入り込む。ディスプレイを眺めると台風は群馬県の辺りにある。シャワーを浴びる。気温が高い。出掛ける準備をしている間に額に汗が浮かぶ。

人差し指をかじるランドセルを背負った男の子。横断歩道の向こうから手を繋いでいる若い男女、改札で二人の手は離れ、そのまま結び直す機会はない。

いつも見掛ける女性との距離感。

長期主張していた同僚が帰って来た。結構忙しい合間を縫って観光名所には行ったような口振りである。

喫茶店で煙草を吸おうとしたがライターが無い。隣席の白髪の男性にライターを借りる。他人との距離感等よくよく考えてみるとこの程度かもしれない。

帰りに暇を持て余したのでニンフォマニアックを観る。大学生風の男女二人組がこの作品を観て何を思うのか、セックスの肴にでもするのか、グループセックスに取り掛かるのか、作品の謎解きに取り掛かるのか知らない。他方、俺は主演の女性が快感を貪ろうとする姿勢とピンク色の乳首に興奮していた。しかしソラリスだったかサクリファイスだったかでも流れたあの曲の名を知らない。おそらくバッハだろうと思うのだが。

調べてみると『「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639』というものでソラリスで使用され皆の印象に残しているようだ。