2014年9月28日

「完全遡行者」なる言葉だけが思い出せる。

洗濯をする。外から「お世話になりました。」という声が聞こえる。どうやらシングルマザーが隣室の夫婦に声を掛けているようだ。どうやら引越すらしい。おそらくは、子どもと、よく見掛けた男性と新たな暮らしを始めるのだろう。ただ家族になり生活するという普通の幸せがなんと貴重な事だろうか。

アメリカ、テヘラン第六塔と呼ばれた高速道路の支柱に航空機を衝突させる、それが今回のテロの目的らしい。道路を埋める乗用車を吹き飛ばし進む一台のトラック。しかしトラックはそのままテヘラン第六塔を通り過ぎ、トンネルに入る。するとホテルのエントランスがあり、そこから老婆が現れる。どうやら特別な身分の女性らしい。俺は彼女にバイクで移動する事を進言し、共にバイクに乗る。座席に座り後ろから老婆を覆いハンドルを握る。地下を出ると大阪の高速道路に出た。至るところで警察を見掛け肝を冷やす。仕方なく六時路の交差点でバイクを降り、コンビニに寄る。